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» 2015年6月24日 更新

価値観経営の時代。ソーシャルメディアが変えるマーケティング 同じ内容のセミナーの集客コストが5分の1になった理由

最近はセミナー集客のお手伝いをすることも大くなってきました。
そこで、今回は、同じ内容のセミナーなのに集客コストが5分1になったお話をしたいと思います。

答えから言います。

コピーを変えたからです。

セミナーのタイトルは、会社の商品を中心としたものになりがちです。

「保険を活用したマネーセミナー」
「CRMソリューションを使った顧客管理セミナー」

といったものが代表的ですね。
大きな企業ほど、こういったタイトルが多いかもしれません。

しかし、知名度の無い中小企業が同様のセミナータイトルで集客しても
ほとんど関心をもってもらえないでしょう。

そこで、私が今回の事例で提案したことは、
シンプルにそして徹底的に「顧客目線」になってお客様のベネフィットを訴求すべし

という事でした。実際に支援した一例ですが
「マネーセミナー」の場合、

まず、誰が対象かを明確にします。
そこで「アラフォーの働く女性」が浮かび上がってきました。

その働く女性の悩みにフォーカスします。
それはやはり10年後・老後にどのくらい貯金ができるだろうか・・・
という悩みが浮かび上がってきます。

しかもアラフォーの場合は、あと20年くらいしか期間がありません。
そこで、そんな彼女たちの悩みが解決できることを示すために

「アラフォーから始めても、1000万円の貯金ができるセミナー」というタイトルで募集したのです。
この言葉が嘘にならないように、ちゃんとセミナーではその裏付けとなる提案も盛り込むようにしています。

この変更でネット広告の申込率は5倍となり
セミナー後の個別相談も7~8割の方が申込むという人気セミナーとなりました。

まとめ

本にしても、プレゼンの資料にしても、そのタイトルの威力というのは大きなものです。
しかし、それに対して安易にタイトル付けをしている同業他社が多いのも事実です。
だからこそ、このタイトルの工夫が大きな成果をもたらすのです。

ショップジャパンの社長が著書で「ビフォア・アフター・アフター」が大切だと言われていますがまさにこれを
タイトルにも応用すべきなのです。

同社の有名な安眠枕の場合
ビフォア・・・顧客が今何に問題を抱えているのか(夜よく眠れない)
アフター・・・そしてそれが解決できるのか(眠れるようになる)
アフター・・・解決した後、お客様が具体的にどう変わるのか(昼間に趣味の活動ができるようになった)

同じように

ビフォア・・・貯金ができない
アフター・・・貯金ができるようになる
アフター・・・アラフォーから始めても1000万円の貯金ができるようになる

これが単に「貯金ができる!マネーセミナー」だけだったら効果はなかったでしょう。

実はコピー以外にも様々な施策を行っていますが
まずは、タイトルを顧客目線で構築しなおすだけで
大きな変化が期待できるかもしれません。

ではこの辺で。

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プロフィール

石田陽之

石田陽之

株式会社サイバーブリッジ代表取締役、中小企業のSNS活用&リスク管理、海外企業の日本マーケティングコンサルタント。

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