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» 2016年3月22日 更新

価値観経営の時代。ソーシャルメディアが変えるマーケティング facebook広告のクリック率を2倍にするコピーの作り方

インターネットでの集客にはコピーライティングが欠かせません。 行動と感情は密接に結びついていて、感情を刺激しなければ行動が起きないからです。感情を刺激するためには、心に突き刺さる言葉の力が必要なのです。今回は、今注目されているfacebook広告で、クリック率を2倍にするコピーの作り方をお伝えします。

facebook広告が今注目されている理由

広告コピーの前に、なぜfacebook広告なのかについてお話しておきます。
WEB集客の手段として、facebook広告の存在感が大きくなっています。その理由は3つ

1.スマートフォンの画面に自然に表示される

今当社で運用している広告もPCへ配信の設定をしていますが、すでに8~9割はスマートフォンへの集客が占めています。ご存じのとおり集客するにはターゲットとなるユーザーの目に触れなければなりません。広告とはその目に触れる「Attention(アテンション)」機会の獲得競争と言うこともできます。 facebook広告やinstagram広告は、普段の生活の一部となっているSNSの閲覧の中に自然に入り込み、違和感無く次のアクションを起こしてもらえる貴重な場となっています。これを、ユーザー数数千万人規模で代替できる媒体はしばらくは現れてこないでしょう。

2.想定したターゲットに届く

想定しているお客様に確実に届く仕組みがfacebook広告には内包されています。 まずは基本として、ユーザー登録が必須のSNSですのでユーザー情報というデモグラフィックデータ(年齢・性別・職業等)が手に入り、より絞り込んだターゲットに広告を送る仕組みが整っています。 加えて、そのユーザーが過去どんな投稿に興味を示したか(ニュースフィードのスクロールのスピードまですべてビッグデータとして蓄積している!)がわかり、その興味・関心に沿った広告を表示することで、突然関係のない広告が表示される「違和感」を極力減らすことに成功しています。

3.潜在需要を喚起できる

インターネット広告というと検索連動型広告を思い浮かべると思いますが、スタート地点が「検索」であるかぎり、ユーザーが検索という能動的な行為をしない限りマッチした広告を表示できません。しかし、世の中には「潜在需要」というものが多くあります。 普段積極的に探していないけれど、言われてみれば、「あ、そういえばそれ必要かもね」と思うようなものです。 facebook広告では、この普段あまり意識していないが必要なものという広告を、関心が高そうな人に表示させることができるというのが、支持を集める大きな理由の一つでしょう。

まとめると、

スマートフォンに、潜在的に必要と感じていた商品やサービスを、対象となりそうな人に、自然に表示させることができる広告という事になります。

facebook広告のクリック率を2倍にするコピーの作り方

さて、ここで出てくるのが、今回の記事のテーマでもある行動を起こさせる言葉です。

言葉の力がなければ、せっかくのスマートフォンでの表示がそのままスルーされてしまいます。

facebook広告では、タイトルは25字以内、テキストは90字以内という制限がありますので、その限られた文字の中に何を表示するかという事が重要になってきます。過去1000万円以上をfacebook広告に投じてきた筆者がたどり着いた、テキストに必ず入れなければならない内容をここでご紹介します。 内容は2つあります。

1.どんなベネフィットを提供できるのか?

ベネフィットというのは、BBA理論(ビフォア・アフター・アフター)で生み出すことができます。 まずは、お客様が抱えている悩みは何か、お客様がどうしても解決したくて夜も寝れないくらい悩んでいるものは何か。それをまずはヒアリングしたり、想像することからが出発点です。

ダイエットがわかりやすいでしょう。 太っている状態がビフォアです。そして、痩せた姿がアフターです。ここで、「痩せられます」では人は反応しません。なぜその人が痩せたかったのか、その理由が必ずあるはずです。 「妻にいつも痩せろと責められる」でもいいでしょう。「結婚式を控えている」というのもあるかもしれません。 だから、痩せた後にどうなるのかを表現する必要があるのです。

「妻に一緒に外出したいといわれる」 というのがベネフィットになるかもしれません、「結婚式前2か月でも間に合う」かもしれません。そんな未来の姿を想像させる言葉がまずは必要なのです。
ベネフィットは、いくつものパターンがあるかもしれません。その場合はそのベネフィット毎に広告コピーを作成して、実際の反応を見ながら調整していきます。

2.そのベネフィットを提供できる根拠は何か?

結婚式前2か月でも痩せられます! だけだと、ただの胡散臭い広告です。 広告コピーにはそのベネフィットをなぜあなたが提供できるのかという根拠を示さなければなりません。
「過去1000人のダイエットを成功したメソッド」、「あの●●さんも使っている」といった、実績や権威が代表的です。

まとめると

どんなベネフィットを提供してもらえて、それを提供する人がどれだけ信頼できるのか? という内容がわかるように書くことで、ようやく、「もう少し詳しい情報を見てみたい」と思うようになります。

例)
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疑問形(●●があるって知っていましたか?)等も反応率は上がりますが、ある程度広告文で商品やサービスの内容に納得してリンクをクリックしてくれる方がその後のコンバージョンまで考えるとやはり、有効のようです。

繰り返しになりますが、このベネフィットが何か、という問題は奥が深く、様々なパターンが考えられますので、ABテストを繰り返して最適な解を見つけるようにしてください。

次回はクリックした後のランディングページの作成についてポイントをお伝えします。

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プロフィール

石田陽之

石田陽之

株式会社サイバーブリッジ代表取締役、中小企業のSNS活用&リスク管理、海外企業の日本マーケティングコンサルタント。

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