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» 2016年12月 9日 更新

価値観経営の時代。ソーシャルメディアが変えるマーケティング 今ラジオ(聴くメディア)が見直されてきているという話

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ラジオの逆襲

インターネットの広告費のボリュームがラジオ広告の金額を抜いてもう10年は立とうとしている。そんな今、ラジオに注目が集まっている。ラジオ放送がインターネットでもいつでも聞ける「サイマル放送」(ラジコ)が始まったこともあり、実はラジオの端末はイコールスマホの端末と言ってもいいくらい拡大し続けているのだ。

ラジオの利点は、聞きながら他の作業ができる「ながら聞き」が出来る点にある。仕事をしながら、料理をしながら、通勤しながらと、隙間時間や耳が空いている時間であればいつでも聞くことが出来る便利さが受けている。

さらに、最近は本を聞くという事も珍しく無くなってきた。

聴く本の台頭

アマゾンのオーディオブック
https://www.audible.co.jp

Appleのpodcast
http://www.apple.com/jp/itunes/podcasts/

といった情報を聞く媒体も勢いを増し、ますます情報を聴く習慣が一般的になりつつある。聴く本というのは、昔からオーディオブックとして存在していたが、メジャーな存在では無かった。しかし最近はスマホにもともとインストールされているアプリで聴くことが出来るものもあり、ジワジワと広がりを見せつつあるのだ。

だからと言って、すぐに参入しようと考える方もいるかもしれないが、ちょっと待ってほしい。インターネットラジオやオーディオブックといったものは、イメージとしては音を録音するだけだから簡単なようにも見えるがそうでもない。音の編集はもちろん、紙の本のように店頭に並ぶわけでもなく、カーオーディオに組み込んであるわけでもないから、聞いてもらうための努力も必要だ。つまり、広報活動が欠かせない。だからこそ、すでにブランドを構築している著者や著名人にとっては始めやすいが、無名であれば読者を獲得する前に力尽きてしまうかもしれないのだ。

実際に私も最近iphoneのポッドキャストで対談番組を聞いたりしているが、これはSNSで知り合いがシェアしていたり、読んでいるメルマガで紹介されたりと、知るきっかけがあったからこそだ。その中でも最近ではビジネス書のベストセラー著者である江上治氏のポッドキャストが気に入っていて、毎回本音が飛び出してきて聞き逃せない。
https://itunes.apple.com/jp/podcast/jiang-shang-zhino-nian-shou1yi/id1173421721

まとめ

ウェブは文字や静止画が中心という時代が長かったが、最近はそれに動画が加わり、さらに、音声の流通も容易になってきた。ブランディングには、どれか一つだけというのではなく、お客様とのあらゆる接点を構築することがますます重要になってくる。

自社にマッチするお客様がどこでどのようなメディアに触れているか。

今一度確認してみる必要がありそうだ。

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プロフィール

石田陽之

石田陽之

株式会社サイバーブリッジ代表取締役、中小企業のSNS活用&リスク管理、海外企業の日本マーケティングコンサルタント。

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