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» 2012年10月18日 更新

価値観経営の時代。ソーシャルメディアが変えるマーケティング ノーベル賞受賞キターーーー!SNSでの成りすましを防ぐ3つの方法

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山中教授がツイッターで「ノーベル賞キターーーーー!」といったツイートをしていると話題になり、山中氏の明るい性格もあって本物と誤認した方も多かったのではないでしょうか。

このように、有名人に成りすまして発言するということは、SNS上では簡単にできてしまいます。 有名人だけではなく、この成りすましによるセルフイメージの毀損ということについては会社もそのリスクを抱えていると言っても良いでしょう。

成りすましを防ぐ3つの方法

では成りすましを防ぐにはどうすればよいでしょうか。実は今からでも対策できる簡単で確実な3つの方法があります。

1.アカウントを持つということ(持たないことのリスク)

私は有名人じゃないから大丈夫と思ったらそうではありません。実は企業アカウントに関しても成りすましというのは可能ですし、実際にそのようなケースもあります。もしあなたの企業やあなたの企業の社員を名乗った偽アカウントが、会社に関するネガティブな情報を公開していたら。。。

SNSを活用していなければ、そもそも経営者がそれに気づくことが難しく、問題が深刻化してしまいます。 ソーシャルメディアでのリスク管理は「早期対策」が何よりも重要です。 ですから、まず一つ目は「自らのアカウントを持たないというリスク」について認識する必要があります。

2.SNSアカウントが本物であることの確認

SNSのアカウントがその企業のものであるか。ユーザーはどのようにして確認するでしょうか。もっとも簡単でもっとも確実な方法は「自社ホームページに公式アカウント一覧を表示する」ということです。 もしアカウントを運用しながら、それを公式アカウントとしてホームページに掲載していない会社はすぐに対策していただきたいと思います。

3.継続的なモニタリング(傾聴する)

そして最後は継続的にモニタリングするということです。 最近はGoogleアラートやブログ検索、ツイッター検索ツールなど無料で使えるものもありますし、有料で使える統合ソフトも用意されています。 必要に応じて使っていくことが賢明でしょう。 継続的に自社や自社商品、従業員や社長の名前などを検索しモニタリングすることで問題の早期発見につながります。健康診断が病気の早期発見につながるのと同じですね。早期発見できれば完治もしやすいというのも同じです。

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米国ではリスニング(傾聴)という言葉が重要キーワードになっています。一般消費者を対象にする企業は傾聴室(リスニングルーム)を作って常時モニタリングしているところもあります。 それほどソーシャルメディアで交わされる会話に関心を向けていかなければ経営判断を誤ってしまうということでしょう。

写真はDELLのソーシャルリスニングセンター


山中教授の一件は、愉快犯的な形で立件されるまでには至らなかったようですが、今後このようなトラブルは増えていくことが予想されます。 ソーシャルメディアは会社として活用していなくても、一般ユーザーが自由に使っています。わが社には関係ないという姿勢ではなく、まさに「傾聴する」という姿勢がとても重要です。リスクを認識した上で使わないのと、何もしないのとでは大きく意味が違います。

ぜひこの機会に社内のソーシャルメディアリスク管理について検討してみてはいかがでしょうか。





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プロフィール

石田陽之

石田陽之

株式会社サイバーブリッジ代表取締役、中小企業のSNS活用&リスク管理、海外企業の日本マーケティングコンサルタント。

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