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» 2014年8月25日 更新

 近年、特にアメリカのウェブマーケティングはIT技術の発達とともに進化しています。

 これまで多くの日本のクライアントに対して、マーケティングの説明をしてきました。しかし、「難しそう」「うちは関係ない」「どうやっていいか分からない」といった回答が多いのも事実。マーケティングの概念を理解してくれる企業はあるものの、一方で必要がないと言い切る企業も少なくはないのです。

 そして、彼らから聞くことでいつも不思議に思うのは、「ウェブサイトはリニューアルしたい」「グローバルな企業を目指している」という言葉。

 お客さまに商品やサービスの価値を伝えることや、ウェブサイトにいかに集客し情報を提供するかを戦略的に行うことが、ウェブサイトのリニューアルやグローバル企業にするための成功の鍵になるということを考えてもらいたいのです。

 そして、いつまでもマーケティングやウェブマーケティングは海外のモノという考え方ではならないのです。

もう、「日本人だから......」とは言っていられない

 クライアントにウェブマーケティングの話をしていると、「アメリカだからそれができる」とか、「日本人にはできない」など、諦めている言葉を耳にすることがあります。特に、グローバル企業を目指す会社が「日本人だからできない、しょうがない」と言ってしまうのは矛盾しているように感じます。

 あるウェブ制作会社の社長は、「日本人は我慢強いから、ウェブサイトがややこしくてもちゃんと見てくれる」と言います。

 本当にそうなのでしょうか?

 実際に、下の2つの会員登録のページを見てください。あなたがユーザーなら、どちらの方を選びますか?

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 [A]は、実際に使いづらさが原因で予約が取れませんでした。[B]への改善後は、予約数が増えるのがはっきりと見えたのです。

 このことから、日本人の我慢強さは特に関係ないということが分かります。

 ウェブマーケティングから分かることは、日本人も他の国のユーザーと同じ反応を示すということです。単純に、私たちは人間として簡単な方が好きなのです。

 また、これらはアンケートの例です。

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 [A]のアンケートだと、長過ぎてユーザーが途中であきらめてしまうケースが多く、アンケートで欲しい情報が集まらないという結果に対し、[B]や[C]のように簡単なアンケートであれば、ワンクリックだけなので、ユーザーの回答を収集しやすくなります。

 長いアンケートや会員登録よりも短くて単純なものが好まれる。これは、日本でも海外でも共通することです。ウェブマーケティングでは、ユーザーを知ること、分析・改善により、ビジネス向上へ確実につなげています。

人間の視点で物を見る

 インターネットの普及により、海外での手法が日本では合わないと言っていられない時代になっているのです。ウェブマーケティングの概念は全世界共通です。そして、今やどんなビジネスでもマーケットは確実に世界に広がっています。

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プロフィール

パーハック キース

パーハック キース

デルフィネット株式会社 代表取締役CEO。国内外で活動するウェブマーケティングコンサルタント、グロースハッカー。シリコンバレーのスタートアップ・インキュベーターのアドバイザーやコンサル企業の代表取締役も務める。

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