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» 2014年4月 4日 更新

広報担当者のわくわくする毎日 「クラウド・コンピューティング」の先にあるのは「オムニチャネル・コンピューティング」かな?

IT業界では当たり前となった「クラウド」というコンピュータ環境。簡単にいうとインターネットを通じてITの仕組みを利用するというもの。一方、従来のように自前でハードウェアやソフトウェアを用意し、システムを構築してコンピュータ環境を利用することを「オンプレミス」という。
現在「クラウド」と「オンプレミス」は、2つの異なるコンピュータ環境として扱われている。「クラウドなのか、オンプレミスなのか」という議論はIT業界だとよく耳にする。「クラウド」という言葉は十分に普及したんだろうけど、まだこのように分けて議論されているのだから、実装レベルではまだ主流ではないんだろう。
ただIT環境の究極の姿は、「クラウドか、オンプレミスなのか」という議論をする必要がなくなって、それが何であろうがとにかく便利に使えるというものなのかと。

それを考えると今小売で話題となっている「オムニチャネル」の概念に似ている。「オムニチャネル」という言葉は大手小売企業が積極的に取り組む姿勢を見せはじめたここ1年で急に流行り始めた感じがする。私の理解では、実店舗、ネット、固定電話や携帯端末、ソーシャルなどあらゆるチャネルを通じてお客様がアクセスしてくることを想定し、企業が考えうるあらゆる顧客との接点を融合してよりよいサービスや製品の提供すること。オムニチャネルの世界では今どこのチャネルを使っているとか意識するひ必要がなくなるらしい。よく分からない人は以下ページの説明がとても分かりやすいかも。

イオンやセブンなど大手小売が連呼する「オムニチャネル」とは何なのか?
http://itnp.net/story/536

おそらく将来のコンピュータ環境も、このようにいつでも、どこからでも、どの仕組みでもアクセスして使えるようになることが期待されている気がする。それがクラウドなのか、オンプレミスなのか、なんて考える必要もないし、PCからなのか携帯端末からなのか、なんて考える必要もない。だからなんとなく「オムニチャネル」の概念に似てる気がする。「オムニチャネル・コンピューティング」っていうのがひょっとしたら次のIT業界の流行語かな?

流行り言葉にのっかるのではなく、流行り言葉を創る、というのもマーケティング/広報担当者としては必要なスキルですよね。ちょっと挑戦してみました。

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プロフィール

日本オラクル株式会社 広報室 石川純子

日本オラクル株式会社 広報室 石川純子

2001年に日本オラクルに入社してから10年以上、IT業界の広報として経験を積んできました。現在はオラクルの業務アプリケーションやビジネスインテリジェンスなどの製品の広報活動に加え、今年オラクルが注力している分野であるカスタマーエクスペリエンスやクラウド、日本オラクルの特長的な人事制度や社員犬キャンディなども担当しています。オラクルという会社、製品やサービスを正しく理解してもらうために切磋琢磨する日々を送っています。

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