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» 2015年12月 8日 更新

ハイ・コミュニケーション私論 「ペライチ」は、HP制作のデファクトスタンダードになれるかーーmacume's PeraichiListaをついに開設

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私的公開日誌@151208.01

たまたま「ペライチ」をなにかで知り、先行登録したのは実は2年以上も前の13年5月だった。
このほど、ようやくPeraichiLista(ペライチリスタ)の仲間入りをした。

自分のmacume's PeraichiListaの出来上がりを見て、大好きな『銀河英雄伝説』のオープニングのような銀河系が背景で、我ながらなかなかにカッコイイと満足している(^_^)。

先週、友人主催のユーザー向けのスタートアップ・ピッチイベント「sprout忘年会」に参加し、偶然にも共同設立者と初めてご縁を得た。
このイベントは、VCや業界向けが多い昨今のスタートアップ系イベントでは、ユーザーが参加するユーザーのために開催されているピッチイベントだ。

「ペライチ」登録後、正直に言えば2年以上も放置していたので、当日の展示ブースで見かけたとき、はたして声をかかけるべきどうしようと迷ったいたが、チャンスでもあり思い切って話しかけてみた。
対応してくださったのは共同設立者の方で、社名が株式会社ホットスタートアップだということも初めて知った。

もちろん、デザイン、HTMLなどの専門知識や技術がない私でも制作できるし、PC・スマートフォン・パッドなどのマルチデバイス対応でホームページ(以下HP)が簡単に作成できるというすぐれものなサービスだとのことだった。

これまでずっと制作を躊躇していたのは、印象として主として企業のキャンペーンなどのランディングページ利用を想定したサービスのような気がしていたし、私は様々なソーシャルメディアを利用していることもあり、その必要性もとくに感じていなかったということもある。

しかし、今回、いろいろとお話しを直接うかがうとそれはどうやら違っていた。
いまでもそうした需要は多いとのことだが、現在の用途としては企業オフィシャルHPとして活用されることが増加しているそうで、特にフリーランス(個人事業主)や中小零細企業、またコンサルタント系(士業を含む)の人たちのHPとして採用されるケースが急増しているとのこと。

また、最近はネイティブアプリがスマホがデジタルデバイスの主流(基本)なので、ページ遷移するよりスクロールで閲覧できるような、いわゆるペライチサイトへの需要が高まっていることもあるのだろう。


■ウェブメディア制作環境の激変

これからも、大企業では費用をかけて制作するHPは残るだろうが、それ以外はスマートデバイス・ファーストが当然なので、ペライチのようなサービスは重宝されるしそれで十分だろう。

もっとも、今日では、無料で利用できるHP作成サービスにはJimdoやWix(ウィックス)を代表格に、Eコマースや飲食店に特化しているサービスなどいくつかある。また、おしゃれで洗練されているStrikingly(いつの間にか日本語でも使える)、あるいはBiND for Webのようなソフトウエア&サービスもある。

ネット上には、そうしたサービスの比較一覧や紹介記事なども以前からかなりあるが、最新(1年以内)のそうした情報サイトにも、今回のペライチは登場していない。
検索で見つけたのは、4つほどのブログだけだった。
もっとも、正式公開したのが今春のようなので、知っている人がまだ多くないということもある。

さて、様々な簡単で便利なHP制作ツールが続々と登場しているが、普通の人々(一般人)にはそれでもHP制作はハードルが高いだろう。
だからこそ「ペライチ」が必要だと感じて開発したというような説明だった。

これと似たような話し(考え方)は、数年前(米Yahooに買収される前)、TumblrのCEOデビッド・カープが来日した際、青山の居酒屋で一緒に酒を飲む機会があったのだが、彼もそれでもブログは普通の人たちは難しすぎて使えないのでTumblrを開発したと語っていたのが印象的だったし、同じような開発動機なのかもしれない。

私の「ペライチ」の利用方法は明確で、プロフィールや各種ソーシャル活動のまとめ(ポートフォリオ)情報に特化した内容を想定していた。それはたぶん私だけではなく、ブロガーやソーシャルメディアを活用している人はおおよそ似たような使い方を検討しているだろう。

私はライブドアブログを利用しているので、開設時に登録したlivedoorプロフィールのほかにも、ユーザー自身のソーシャル活動をアグリゲーションできるThis meなどのサービスも利用したこともあった。


■ペライチサイトを実際に制作した感想

さて、実際にお目にかかったことだし、名刺交換までしまったからには、どうしてもペライチでサイト制作に挑戦しないわけには行かなくなってしまった(;^O^;)。

ペライチのユーザーは、これまでにも様々な無料HPをひと通り経験してきたユーザーが多いとの話しだったが、そうした人たちからはどのサービスよりも直感的で圧倒的に簡単に作れるとの声をいただいているということだ。
そこまで言われては、いくら文系でテクノロジー音痴の私でも試してみるしかないとついに覚悟を決めた。

まず、ログインしてチュートリアルビデオで使い方を学ぶ。
パワーポイントのように用途や目的に応じてテンプレートが用意されている。私自身はパワーポイント(またはキーノート)で企画書を作るときにそうしたテンプレートを利用したことはないのだが、失敗があってはいけないので「ポートフォリオ」テンプレートを選択した。

それを基本に、自分で全体のレイアウトを考えた。
まず、プロフィール、それに私が利用している各種ソーシャルメディアのロゴすべてを用意して統一サイズ(pixel)に加工し、それらをアイコンとして並べてキャプションも添えることにした。

2トップは、このITmediaと個人のブログ(The Blog Must Go On)をもちろん配置し、2段目以降にはそれぞれ3列づつ追加設定してほかのソーシャルメディアをレイアウトした。

サイトの制作時間は、すべての画像の加工時間などを含め、およそ2時間半ほどで完成した。私のような技術もデザインも不得手な人間でも、使いなれているパワーポイントと同じように簡単にページが作成できた。

たぶん、Tumblr以外では初めて「本当にカンタンなんだ!」と思ったサービスだ。
もちろん、OGP(Open Graph protocol)もユーザーの好みで自由に設定できる。


■あると「ありがたいサービスや機能」

とにかく、私でも3時間とかからずに開設できたということは、これでまでのHP制作サービスでは一番簡単なのだと思う。きっと、慣れている人ならテンプレートなしに、自由にデザインしても1時間も必要としないで完成させるだろう。

しかし、すべてが完璧というわけでもない。
簡単だし、ユーザーにはありがたいサービスでも、ユーザーというのは実に勝手なものなので、あれもこれもと要望をいろいろと言い出せばきりがないものなのだ
もちろん、ペライチにはプレミアムコースも用意されているので、もっと便利な機能やサービスが受けられる仕組みだとは思うのだが。

もちろん、スタートアップのサービスや機能向上は今後に期待すべきことであり、早る気持ちを抑えてでも、まずはブレずに初志貫徹で開発コンセプトや現状のサービスにフォーカスしながらスケール(大きく成長)することが基本である。

私自身もベンチャーやスタートアップで経験してきたし、スタートアップや起業予備軍の人たちに相談を受けてアドバイス(メンター)することもあるので、いまの時期に3つのレイヤー(したいこと/できること/すべきこと)において、なにを最優先とし戦略とすべきなのかは十分にわかっているつもりだ。

これは今後への期待も込め、「こうしたことができれば嬉しいな」ということ3つほどあるのだが、この3点は極私的だということは本人も認識しているし、そのように受け止めてもらえればという気持ちで述べておくだけなのだ。
だから、もし「ペライチ」開発担当者がこの記事を読んだとしても、勝手な要望なのでそこはなにとぞ寛容な心にてご容赦のほどを<(_ _)>。

(1)各ソーシャルメディアのストリームの表示
livedoorプロフィールでは、ブログとTumblrの記事が表示される、以前はTwitterも表示されていたが、現在ではそのサービスが利用できない。
「ペライチ」でも、2つのブログ(ハイ・コミュニケーション私論/The Blog Must Go On)、Tumblr、Twitterなどのソーシャルストリームを表示できるようになるとありがたい(オプションやプレミアムでも可)。

(2)ウィジェット表示
私のブログには、時計とTwitterウィジェット(ブログパーツ)が貼ってあるのだが、同じように利用できるとありがたい。特にTwitterは、ブログ、Tumblr、facebookなどの投稿がすべてフィード集約されるので(かつてはFriendFeedがだったが)、是非ともブログパーツの埋め込みは最優先で利用できるように望みたい。

(3)フォントの種類はもっと欲しい
文字のフォントの種類が、思いのほか少ないと感じる。多様な使い方を想定しているだろうから、もっと欲しいところだ。シンプルなポートフォリオに利用する私のような人間でもそう感じるのだから、飲食店や小売業(特にファッション系や生活雑貨など)のユーザー、デザインなどにこだわるような人たちであれば、はもっと様々に豊富にフォントを用意してくれたらと感じているだろう。


ところで、冒頭のPeraichiLista(ペライチリスタ)という言葉も、tumblista(タンブラーユーザー)にならい、私が勝手に命名しただけなので「ペライチ」から了承されているわけではないし、一般的な認知度もないことはなにとぞご承知のほどを。

皆さんも関心が出てきたら、実際に「ペライチ」を試してはいかがだろうかと感じた次第である。

(追記)なお、このブログをお読みくださった「ペライチ」のご担当者から、上記の3つの期待のうち(1)ないしは(2)ではTwitterが埋め込めますとの連絡を頂戴したので早速貼り付けてみた\(^O^)/。


(関連リンク)
▼macume's PeraichiLista(新規開設)
https://peraichi.com/landing_pages/view/macume

▼ペライチ(ウェブサイト)
https://peraichi.com/

▼ペライチ(facebook公式ページ)
https://www.facebook.com/peraichi/

▼ペライチでプロフィール作成してみたらイイ感じになった話
http://wepli-dot2.hatenablog.com/entry/peraichi

▼簡単すぎてヤバい!ペライチを使ったら、たった1時間でホームページが作れた。
http://www.switch-info.com/?p=6706

▼LP最適化はもう不要?おしゃれ&売れるページを作れる「ペライチ」が描く未来を聞いてきた
http://laugh-raku.com/archives/19977

▼マーケ担当でもお手軽にLPがつくれるペライチを試してみた!
https://www.ptengine.jp/blog/index.php/peraichi/

▼WEBデザイナーのための参考にしたい1ページ(高級ペライチ)で作るホームページ・キャンペーンサイト
http://matome.naver.jp/odai/2134691448466504701


(おすすめブログ)
●うかつだった私は「灯台下暗し」ーーいつの間にかドラッグ&ドロップで簡単に個人HP作成の時代
http://blog.livedoor.jp/macumeld/archives/932508.html

●文章作成に必須! これはいい!!ーーMac専用フルスクリーンエディタ「Ommwriter」
http://blog.livedoor.jp/macumeld/archives/1014644.html

●Mac専用なだけではない。国産フリーエディタ「iText/iText Express」が、この上もなく重宝な「5つの理由」
http://blog.livedoor.jp/macumeld/archives/1010223.html

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〓 The Blog Must Go On 〓(個人ブログ)
http://blog.livedoor.jp/macumeld/
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梅下武彦

梅下武彦

コミュニケーションアーキテクト兼ブロガー。20世紀は広告代理店の“傭兵マーケッター”、21世紀はベンチャー企業のマーケティング責任者を歴任。現在、マーケティングコミュニケーション領域の戦略立案や設計、アドバイザー・メンターとして活動している。また、様々なソーシャルメディアで活動するSocialmediactivisとして、現在をDigital Ambient Society、Communication Metamorphosesと定義し、そうした多様な社会現象・事象、時代情況を独自のマーケティング視点で語るコラムを執筆中。 ソーシャルテクノロジー社会、Marketing DisruptionとCommunication Ecosystemの関係を探求している。

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