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» 2014年9月12日 更新

Free なマーケティングでいこう♪ ~OSSなどを活用した低コストマーケティング活動~ 米国市場の高校サイトでは、今、何が起きているのか?

どうも、米国の文教市場、たぶん、「.edu」サイトなので、日本で言うところの「高校や専門学校」などのサイト構築では、

OSS の Drupal  と WordPress が強いみたいです。

以下のサイトで、最新状況が見れますが、

WordPress :29.9%
Drupal :28.4%
Joomla! :7.4%
Ektron :6.6%

となっており、サイト全体の調査では、WordPress が6割とか7割のシェアを持っている調査結果が多いのと比較すると、この .edu の文教市場での Drupal の強さが判りますね。

Distribution of content management systems among websites that use .edu

http://w3techs.com/technologies/segmentation/tld-edu-/content_management

2014/09/12 時点の画面ショット

Distribution of Content Management Systems.png

要因として考えられるのは、

・ヒスパニック系の増加なども含めた多人種が居ることでの、多言語対応なのか?

・構築後の運用の安定性なのか?

ちょっと気になりますね。

日本でも、今後は、外国籍の方が、学生も含めて増えるでしょうから、多言語対応を考えると Drupal を学校関係者も検討したほうが良いかもしれませんね。

ユニバーサルデザインのガイドラインも出ていますし、外向けのサイトも、内向きにサイト:学生向け、教員向けのイントラネットも、Drupal のような多言語対応の OSS を使うほうが良いと考えられます。文教関連のサイトも、広い意味では、公共サイトと捉えられると思います。

みんなの公共サイト運用モデル

http://jis8341.net/minkyo.html

商用 Enterprise CMS では、以前の記事でも指摘しましたが、多言語対応には限界があります。OSS である Drupal のような多数(100以上)の言語対応を、低コストで可能とするのは、商用製品では、ほぼ不可能でしょう。

個人的な予想では、商用CMS は、Drupal だけでなく、他の OSS CMS も含めた OSS CMS に3年から5年で駆逐されていく存在だと予想しています。数年前では、OSS CMS では厳しかったので、商用Enterprise CMS を選択して導入したことは間違いではありませんでした。しかし、ハードウェアの急速な進歩と、OSS でも著名な OSS の爆発的な進歩は、商用 Enterprise CMS とほぼ同等か、多言語対応のような部分では既に凌駕してしまったのです。

皆さんの企業でも、サイト構築は、もう一度、見直す時期かもしれませんよ。

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プロフィール

池田秀一:Hidekazu Ikeda

池田秀一:Hidekazu Ikeda

ミドルソフトウェアや OSS についてのBtoBマーケティングにおいて外資企業、国産大手企業、ベンチャー企業と様々な環境での経験が豊富な『闘うマーケッター』。

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