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» 2014年9月20日 更新

Free なマーケティングでいこう♪ ~OSSなどを活用した低コストマーケティング活動~ 海外市場でのオープンデータへの動向はどうなってるのか? OSS活用が当然!!

NHKの「クローズアップ現代」で、オープンデータが取り上げられて、IT業界だけではなくて、広く話題になっていますね。

以下の記事でも触れてますが、日本と言う地域では、官公庁、自治体、公共分野でのオープンデータは、遅れている感があります。


「オープンデータ遅れる日本!お上意識で情報出し渋り―米国の警察は積極的公開で犯罪激減」2014/9/19 15:01
http://www.j-cast.com/tv/2014/09/19216314.html?p=2


『そもそも(自治体には)データはみなのものという発想になっていないし、自治体ごとに形式がバラバラ。全国規模で活用できるように情報の取り方、形式を揃える必要があります』

と言う部分は、本当に強く同意しますね。

では、先進的な海外動向はどうなのか?

やはり『OSS』 Open Source Software を使っての展開が当然になっています!

イギリスのオープンデータのサイト data.gov.uk は Drupal で構築されてますね。

http://data.gov.uk/

data_gov_uk.jpg

オープンデータのポータルとしては OSS の CKAN が採用されています、フロント側などが Drupal みたいですね、data.gov.uk の場合だと。

 

参考)

http://dataforjapan.org/about

http://ckan.org/

Drupal は、他の OSS との連携も事例が多々有りますね、ポータルである CKAN もそうですし、文書管理として Alfresco とも、同時に Drupal が使われる事例が海外だと見受けられます。広い意味での他の CMS と接続して統合するのも Drupal の位置付けとなってますね。

 

「Sisters of Mercy - Case Study of Canopy: An Alfresco/Drupal Integration」

http://www.alfresco.com/jp/node/2213


また、オープンデータの配布も含めた、電子政府関連、公共関連のサイトについて、オーストラリアでは、Drupal で専用ディストリビューション(テンプレート)を作って配布する形で運用することを発表しています。


「Australian govt signs four-year deal with Acquia for GovCMS」 September 15, 2014
http://www.zdnet.com/australian-govt-signs-four-year-deal-with-acquia-for-govcms-7000033655/

「オーストラリア政府は、電子政府プラットフォームのためにAcquia Drupal 上で標準化

http://australianbrains.com/2014/09/16/australian-government-standardises-acquia-digital-government-platform/


「What is aGov?」
aGov is a free open source Drupal 7 distribution developed specifically for Australian government organisations.
http://agov.com.au/


この他にも、米国ロサンジェルスの公共機関の40サイトが、Oracle WebCenter CMS から Drupal に置き換えされたと言う記事も出ています。米国市場では、高額で、技術革新が遅れつつある、商用EnterpriseCMS に見切りを付け、OSS での置き換えが一挙に進んでいますね。


「ロサンゼルスは、ウェブサイト管理を改善するため Oracle から Drupalへ移行」
http://www.informationweek.com/government/cloud-computing/la-moves-to-drupal-to-improve-website-management/d/d-id/1307040


以前にも記載しましたが、米国 ホワイトハウスのサイトも Acquia Drupal で構築されています。この流れは、日本の政府や自治体、公共機関も真似るべきですね。
商用製品を採用したり、日本市場独自で、多言語対応ができない(国内の外国人が使えない)ような商用製品や OSS を使うのはあまりにも愚かです。
選択基準として、世界で使われている OSS であることを、日本の政府や自治体、公共機関、文教関連の組織は、基準とするべきでしょうね。


参考として、以前の記事があります。

米国のホワイトハウスや NASA の事例紹介
http://blog.marketing.itmedia.co.jp/redcommet/entry/660.html

米国市場での .edu (高校など)サイトの動向
http://blog.marketing.itmedia.co.jp/redcommet/entry/665.html

それと、先週は、日本に初来日した、Drupal創設者であり、DrupalのNo.1企業である Acquia社の CTO でもある Dries Buytaert氏と、丸2日間のビジネス同行してましたが、やはり、日本市場が遅れている点には、自分は非常に危機感を持ちました。
自分が同行していた打ち合わせにおいても、海外状況を知っている日本の人は、同じように「5年ぐらいは日本市場は遅れている」と危機感を持ってましたね。

但し、国産企業の人、特に海外市場動向を意識していない人ほど、危機感が低いのは、もうどうしたもんだろうか? ってのも思ったりする今日此の頃です(苦笑)
危機意識がある人ほど、上位階層と言うか、影響力がある人なのが、救いと言えば救いなんですが、なんとかしたい点ですね。

ちなみに、この取材記事などは、「DRUPAL NIGHT IN TOKYO 2014」を主催した CI&T社様(Acquia社のグローバルパートナー)が設定して下さいました、ありがとうございます♪

Drupal創始者Dries氏来日「なぜ政府や企業の大規模サイトはDrupalを使うのか」

http://enterprisezine.jp/iti/detail/6163


と言うことで、危機感を持っている人は、ぜひ Drupalビジネスコンソーシアムでの活動に興味を持って欲しいところです。

Drupal ビジネスコンソーシアムの第2回説明会は、10月2日ですので、ぜひ御参加下さい。


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第2回 Drupal ビジネスコンソーシアム 説明会
日時:10月2日 13時30分受付開始、14時00分開始
場所:日立ソリューションズ社セミナールーム

http://kokucheese.com/event/index/214573/
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プロフィール

池田秀一:Hidekazu Ikeda

池田秀一:Hidekazu Ikeda

ミドルソフトウェアや OSS についてのBtoBマーケティングにおいて外資企業、国産大手企業、ベンチャー企業と様々な環境での経験が豊富な『闘うマーケッター』。

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