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» 2014年9月26日 更新

Free なマーケティングでいこう♪ ~OSSなどを活用した低コストマーケティング活動~ あなたは IBM が閉鎖的だった頃を知っていますか? BtoBマーケティングでも Open 志向が重要

あなたは IBM が閉鎖的だった頃を知っていますか?

お年寄りの人だと知ってると思いますが、IBM社は 1990年頃だと、汎用機やオフコンなどの以前に勝ち組だった既存ビジネスに拘って、新しい技術 UNIX などに乗り遅れて、酷い状態だった頃があります。

DEC社(今は存在しない)のミニコンや、それに続いて出てきた、Sun Microsystems社(今はオラクル社に買収されて無い)のUNIXなどに「オープンでない」と叩かれてた頃ですね。
そして、UNIX 上で出てきた DB2互換のオープンな RDBMS として、オラクル社が「オープン・システム」であると Oracle RDBMS を売り出していた頃でもあります。IBM DB2 に対して閉じたイメージであり、Oracle RDBMS はオープンであると、オラクル社は宣伝していましたね(遠い目)
IBMは、閉じた独善的なイメージがついて、一挙に凋落したのが 1990年前後です。この頃の状況は、日本語の書籍でも、幾つか出ているので読まれると面白いですね。


また、パソコンの世界でも、偶然にオープン仕様でやっていた IBM PC-AT から、IBM PS2 に切り替えて、周辺の拡張機器との連携する仕組みを閉じた形にして(MCAバス)、COMPAQ社(今は存在しない)や DELL などに一挙にシェアを取られたのもありました。

日本でも、その後になりますが、NEC PC-9801シリーズが閉鎖的で囲い込みになった為に、DOS/V PC に叩きのめされる事もパソコンの世界では起きました。NEC は、初期の PC-8001 シリーズなどでは、NEC の非主流派な「官僚的で無い社員」が中核として、外部の他社、周辺機器メーカーやソフト企業を取り込んで行ったことで、NEC のパソコンは主流となったのですが、PC-8001から、PC-8801、そして PC-9801 シリーズと市場占有率が上がると同時に、自社での独占志向になり、他社の周辺機器などへの嫌がらせ的な仕様を作るなどになりました。第三者として見てましたが、シェアが高くなって、社内の主流派、すなわち官僚的なエリートの駄目な部分が出て、凋落したんだと推測しますね。NEC製品で全部固めようとする、結果として市場から嫌悪されて凋落していく、そう言う流れですね。


しかし、IBM は、その後に、オープンな志向となり、Linux を担ぐことで、復活して行きます。OS の部分は、自社開発よりも、Linux を中核としてやっていくと言うことで、Linux/OSS の業界のパトロン的な立場で、オープンな方向性のイメージを作りました。

で、ここに来て、さらにハードウェアでもオープンな打ち出しですよ♪
POWER8 CPU でのオープンな方向性が全面的に出てきています。IBM の Open 志向は本物みたいですね。

MCA バスの失敗から学んでるとも言われてたし。

  

2014年9月25日に、晴海トリトンスクウェアで開催された、イベントに参加してきました。


『POWER8 徹底解剖! ~インフラエンジニアなら知っておきたいPOWERのイマ~』において用いられた資料。
http://www.slideshare.net/IBMSystemsJP/power8-briefing-09252014-print


いやぁ、面白かったです、、、特にオフレコ話。IBMのエヴァンゲリオンじゃなくて、エバンジェリストが3名も同時に居るのも凄い構図でした♪

初号機、1号機、2号機と言うか、綾波と、シンジと、アスカの揃い踏みです(何を言っているのだか)。

 

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マジで、POWER8 on Linux と言うのは面白いですね。Google が POWER8 ベースの IaaS や PaaS を出すと、一挙に流れが変化すると期待します。

競合となる Itanium も既に存在しないですし、SPARC CPU は閉じたイメージの企業が持っているので、先々が不安でもありますし、今は POWER8 CPU は大きなチャンスだと感じました。

Drupal + PostgreSQL を POWER8 on Linux の上で展開したら面白いなぁ、とかね。

 

スライドでの説明の後に、マシンルームで、筐体を見せて頂きました。まぁ、中身も開けた瞬間に、そこに居るオッサン達の「おぉ~」と言う声が響く構図は、マニアだなぁと(笑)、メモリカードを引っこ抜いたりもしてもらったり。

 

解体ショーになったのは、Power S822L です。

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こちらは開封はしなかったけど、ラックにあった  Power S824 です。

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御土産として、POWER7 CPU のキーホルダーなどを貰いました。

さらには、懇親会では、名刺交換で、名刺と一緒にプリント基盤を提供する方も(笑)、いやぁ、名刺交換でプリント基盤を貰ったのは、生まれて初めてです♪

 

   

ノートや、針なしホチキスのノベルティも頂きましたが、、、CPUのキーホルダーと、プリント基板がインパクトあり過ぎて(笑)

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名刺交換で一緒に頂いた、プリント基盤。

 

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POWER7 CPU のキーホルダー 素敵過ぎる♪

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ほんとに、濃かったです。田舎に引っ込むと言うのは、自分には無理ですね、都内で面白いイベントで、オフレコ話をガンガンするほうが、楽しくてしょうがない今日此の頃なのです♪

 

ちなみに、日本オラクル社員してた頃には、自分の業務としては、IBM DB2 を叩きのめすのも仕事でした♪ あの頃のオラクル社は、オープン・システムの旗手だったんですけどねぇ(遠い目)

  

1つ言えるのは、シェアが高いと言うのに胡座をかいて、

・傲慢に価格を釣り上げたり

・保守料金を毎年釣り上げたり

・他社製品を排斥して、自社製品だけで囲い込んだり

・手に入れた OSS を駄目にしたり

と言う企業は駄目だと言うことです。いや、別にどこの企業と言う訳じゃなくて、一般論ですよ。

   

オープンな志向の日本IBMとは、Drupal も含めた OSS/Linux のネタで、共同でイベントをやりたいなぁ♪ と自分が思った楽しいイベントでした。

  

  

以下、参考情報です。

 

Linux on Power Systems JPN
https://www.ibm.com/developerworks/community/groups/community/Linux-On-Power-JPN

 

GoogleがサーバをIntelからIBMの「OpenPOWER」陣営に乗換え、Intelにとっては大打撃 2014年04月30日
http://gigazine.net/news/20140430-google-shift-intel-to-ibm/

 
IBMが技術の集大成のモンスターCPU「Power8」を発表 (2013/8/28 09:32)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/kaigai/20130828_612950.html

 

 

日立製作所も POWER8 CPU 機を提供してますね。

 

流体解析や気象予測などの大規模シミュレーションに高い性能を発揮する スーパーテクニカルサーバ「SR24000シリーズ」を販売開始

http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2014/09/0916.html?sf31265794=1

  
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で、恒例の記載ですが(苦笑)

 
第2回の Drupal ビジネスコンソーシアムの説明会があります。

定員は150名枠ですが、現時点で、既に申し込みが50名を突破しました♪
参加希望の方は、早めに申し込み下さい。

今回は、POWER8絡みの話はありませんが、将来的には Drupal + POWER8 が出てくるかもしれませんよ(意味深ニヤリ

 
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第2回 Drupal ビジネスコンソーシアム 説明会
日時:10月2日 14時00分開始、13時30分受付開始
場所:日立ソリューションズ社セミナールーム

http://kokucheese.com/event/index/214573/
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プロフィール

池田秀一:Hidekazu Ikeda

池田秀一:Hidekazu Ikeda

ミドルソフトウェアや OSS についてのBtoBマーケティングにおいて外資企業、国産大手企業、ベンチャー企業と様々な環境での経験が豊富な『闘うマーケッター』。

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