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» 2013年11月24日 更新

炎上を恐れないコンテンツマーケティングの理論と実践 政治・経済などのお堅いテーマのコンテンツをいかにシェアしてもらうかには、「ポップさ」が必要だ。しがらみに負けるな。解釈の違いを恐れるな。

しがらみに気をとられて本来費やすべきところへの

リソースが奪われることは、非常にもったいないと思います。

 

 

きゃりーぱみゅぱみゅ『もったいないとらんど』

 

  

 

第三者的な立場をとっていても

特定の団体・組織をプッシュしてるような

連想をさせてしまうNGワードが多々設定されていて、

言葉ひとつ選ぶのでさえ気苦労が絶えないこと。

キャッチコピーでさえ神経を使うこと。

 

例えば地域活性の役割を担う「観●協会」の活動でも

その影響は顕著かと。

 

助成金や補助金で運営しているのが大半なため、

実質的には官主導の観光●会では

一部の商店や特産品をピックアップすることができない故に、

生ぬるい紹介しかできない。

 

そのようなPRではお客さん側には刺さらず、

そのようなPRでは興味をもって町やその店に来ていただけない。

 

こういう状態では情報発信そのものが

「しがらみ」によって無力化されてるから、誰得PRに終わるわけです。

 

あちらを立てれば「こちらを立てろ!町の機関が不平等な対応をするな!」

と声が挙がる。

 

ある地域の観光業を活性させるはずの組織の活動が、

「平等でなければならない」という組織としての

「であるべき」論によって自己無力化してしまう。

  

 

拒絶反応を起こしやすいワードの分野の活性もそうですね。

「政治」とかとくにそうですね。

 

こういう分野の特性上、

話の整合性や確実性が求められるから、

どうしても難しい言葉が多くなりがちになります。

 

しかし、腹(ハラ)で理解できない言葉をつかっても理解されませんし、

結局それも誰得主張に終わってしまいます。

 

ポップになりきれないサブカルチャーに近いかもしれませんね。

万人に受け入れられたいけど...という。

 

ですから、カッコつけてムリに難しいこと説明しなくても、

潜在意識レベルでも誰だって問題意識は持ってますから平易でいいんですよ。

 

 

難しいことを言われると、構えてしまってファイティングポーズを

とってしまうスタンスがありますから。スタンスが。

 

ですからそういった「センシティブ」なテーマについては、

「今日のわんこ」でもにゃんこでも何でもいいので、

大義としてのっかりやすいコンテンツを量産してやればいいんじゃないでしょうか。

 

「政治」なら「政治」、「地域活性」なら「地域活性」と

ドンズバなワードをつかった超正当派なつながり方でなく、

こういうカジュアルに情報接触できるコンテンツから

違うレイヤーでつながっていけばいいのでは、と。

 

誰だって心の奥底で問題意識は持ってますから。

 

 

スクリーンショット(2013-11-24 19.00.16).png

(画像引用元:http://wannyan-folder.blogspot.jp/2012/10/blog-post_7.html)

 

 

 

 

 

しがらみの利害関係を調整してカジュアルさを排して

完璧を目指したコンテンツなんて、制作過程で時すでに遅し状態に陥る可能性だってあるでしょう。

 

 

「今日のわんこ」の価値が分からない人から見たら

無駄なコンテンツに見られるかもしれないですけど、

コンテンツの裏の意図や読者の反応から生まれてくる動機の変化を

見据えた上で合理的に「ムダ」を量産するんですよ。

 

その「ムダ」は無駄ではないんですが。分かんない人には分かんないんだろうけど。

 

街中でもおじさんが可愛い犬を連れていると、

その可愛い犬をつながりに普段はお金を払わないと会話できないような

女性との道ばたの会話が生まれることだってあるでしょう。

 

まずは可愛い犬に興味をもってもらって、

そのつながりからおじさんを知ってもらって仲を深めていくのと同じようにですね。

 

 

 

それと大事なのは、こういう「ムダ」に対する無駄な批判は承知でやる。

「低レベルだなー」とか「バカなことしてるなー」とか「そんなんじゃ意味ないでしょ」

とか思われたり嫌われることを恐れずやる。

 

じゃないと何にも変わんないし、

こういうのは戦略的に頭のネジを一本外さないとできっこありません。

 

 

真面目な心で真面目してちゃ突破できない

 

頭がいいなって見られたいとかの「問題意識なき美意識」が

全面に出てたら何にもできませんよ。

 

それはエリートでありたい人たちによる小集団活動に留まるものであって、

マスを相手にしたやり方ではない。

 

beautiful_gian.jpg  

(画像引用元:http://gigazine.net/news/20080130_beautiful_gian/)

 

 

 

 

また、お堅い真面目なコンテンツは1:9くらいの割合で硬軟織り交ぜて出せばいいです。

 

お堅い真面目なコンテンツを流しても、

GoogleAnalytics先生からは「需要がないコンテンツ」と

PV上は見なされそうだけど、だからといって迎合するわけでもなく。

 

表面上のアクセス数やシェア数は少ないと思うけど、それはスタンスの数だから。

 

「みんなの意見はだいたい正しい」ってことばがあるけど、単純に信じちゃいけない。

その声は「内なる声」かどうかの見極めもしないと。

 

お堅いコンテンツはどーんと出すと引かれるものだけど、

絶対どこかのタイミングで思い出してくれたり連想してくれるから、

こういうお堅いコンテンツはさりげに出し続けること

 

 

これ、鉄則。

 

  

 

 

 

 

 

スタンスと内心は違うもんだってことを意識して、

伝えたい人たちの内心を信じて、

ノれるスタンスで接することができるコンテンツをつくって提供して、

シェアしてもらってじわじわリンクをのばしてつなげていくんです。

 

 

「ハードルを下げる」だとか「階段のステップを小さくする」とかの次元じゃなく、

レイヤーを変えてフラットに前進できるようにしてあげること。

 

  

  

 

【まとめ】

「しがらみがあるから難しい」って思考停止しないで

違うレイヤーで大義をつくってノれるスタンスにして、

コンテンツとそこから生まれる動機の流れ、人とのつながり方、

行動へのつなげ方が整えられればいくらでも変革やら活性化、啓発ができると思いますよ。

  

 

 

なんだかまとまってませんが、部分部分でも知ってほしかったので書き連ねてみました。

リーンスタートアップ的に80%で出して、あとは市場の声を聞きながら改善しますね。

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プロフィール

室谷良平

室谷良平

オリンパスでの医療ITシステムのQAを経て、2013年にITスタートアップ企業の株式会社リビジェンに入社。現在は「Smart Survey」のマーケティングを担当。

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