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» 2014年1月 5日 更新

炎上を恐れないコンテンツマーケティングの理論と実践 メディアビジネスの救世主となるか。ダニエル・ピンク氏も注目する「ローカルメディア」国内外のウェブサイト7選

先日(2014.1.4)の東洋経済オンラインの「『メディア起業家』の時代がやってくるビジネス書のカリスマ、ダニエル・ピンク氏に聞く」という記事に、ローカルメディアが取り上げられていましたね。

 

『ハイ・コンセプト』や『モチベーション3.0』の著者で知られるダニエル・ピンク氏が語っていただけに、各所での反響も大きいようです。

 

それから、メディアビジネスは一般的に、極度にローカル化することに大きなチャンスがあると思う。人々が気になるのは、自分の特定のエリアで何が起こっているか、ということだ。私の場合であれば、交通渋滞や、子供の学校のことなどが大きな関心事だ。

  

 

自分の身近な地域で起こることのほうが絶対に面白いし、そういうところは、なかなか情報ソースがなかったりする。もしも近所の人々のメールアドレスのリストが載っていたら、ワシントン・ポスト紙よりも、はるかに読まれるだろう。なぜなら、自分たちにすぐに影響が及ぶからね。

 

 

 そこで、国内外のローカルメディアはどのようなものがあるのか、小さいものでは「人口6000人のまち」から大きなものでは「人口141万人のまち」まで多様にまとめてみました。

ご参考になれば幸いです。

 

 

 

【国内】

1. 枚方つーしん(対象地域:大阪府枚方市、人口:約40万人)

http://www.hira2.jp/

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株式会社morondo(モロンド)が運営。

枚方市民にしかわからん雑談ネタをもりもりと!」がキャッチコピーで、「地元の人間にしかわからないけれど、地元では大きな話題になるというようなマニアックな情報をたくさんお届けします。」と謡っている。

 

 【関連記事】

元お笑い芸人が発信する地元情報サイト「ひらつー」が面白い
http://www.excite.co.jp/News/bit/E1371777380526.html

 

 

 

 

 

 2. たまプレ!ーハイパーローカル多摩メディアー(対象地域:東京都多摩市、人口:約15万人)

http://www.tamapre.jp/

 

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株式会社コメディアが運営。

「多摩で地域の話題を集めて、地元の住民やお店、企業のみなさんに有用なニュースや楽しめるコラムを届けながら、それと同時に、地域を超えて普遍的な価値のある情報を発信できたら――"ハイパーローカル多摩メディア"というキャッチフレーズに、そんな願いを込めました。」とのこと。

サーバーが重く、ページを開くまでに時間がかかるのが玉にキズかと。 

 

 

 

 

 

3. しがトコ(対象地域:滋賀県、人口:約141万人)

https://www.facebook.com/shigatoco

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facebookページで個人の方が運営。

「『しがトコ』は滋賀の"ええトコ"を再発見・応援することで、その魅力を全国に発信し、地域活性化を目指すプロジェクトです。スポット・イベント・カフェ・ショップといった、滋賀の魅力ある"ええトコ"をご紹介します。」とのこと。

facebookページのいいね!数は滋賀県の人口の約1%(約1.4万いいね!/人口約141万人)。

 

 

 

 

 

4. リマンベ(対象地域:北海道長万部町、人口:約0.6万人)

https://www.facebook.com/page.remanbe

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 facebookページと、twitter@ReMANBE)、はてなブログで個人の方が運営。

長万部のウェブマガジン。名前の由来は二つの[Re]。長万部をもう一度(Re)元気に、出身者からの返信(Re:)を。」

facebookページのいいね!数は長万部町の人口の約5%(約300いいね!/人口約0.6万人)。

 

 

 

 

 

 

5. みんなの経済新聞(国内を対象としたローカルメディアのプラットフォーム)

http://minkei.net/

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みんなの経済新聞ネットワークは、地域のビジネス&カルチャーニュースを配信する各地の情報サイトによるネットワークです。 

 

北は札幌から、南は石垣まで国内の都市部をターゲットにしているメディア。みん経さんはご覧になられたことがある方が多いのではないでしょうか。

東京だけでも六本木銀座下北沢など、28もの地域を対象に運営されております。

 

 

 

 

【国外】

1. VOICE of SAN DIEGO(対象地域:アメリカ合衆国カリフォルニア州サンディエゴ市、人口:約134万人)

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珍しくNPOの形態で運営されているようです。

 

【関連記事】

NPO型オンラインメディア「ボイス・オブ・サンディエゴ」を支える5つの収益源 全米各地で生まれる新しい調査報道メディアの挑戦

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/1242

 

 

 

 

 

2. Patch(US地域を対象としたローカルメディアのプラットフォーム)

http://www.patch.com/

f:id:rmuroya:20140105141215p:plain

 

 

Patch.comは米国ローカルニュースを提供しているローカルメディアのプラットフォームサイト。サービスの運営者はパッチメディア株式会社で、オーナーはAOL

 (みん経のUS版と紹介した方が理解が早いかもしれません)

 

 

 

 

 

 

 

ダニエル・ピンク氏からのお墨付きを得られたことに浮かれることがないよう、国際ジャーナリストの柴田氏からこのような意見もあることを添えておきます。

 

「ハイパーローカル・メディアはビジネスとして成立しない」

http://www.act21.co.jp/contents/shibata/report_269_old.html

 

メディアの専門家は ハイパーローカル・ビジネスは広告セールス部隊に莫大な資金がかかり、一方顧客の方はサイト上に広告を出す予算も持たない地元の零細ビジネスと云うギャップがPatchの莫大な損失に繋がっていると云う。サイト上では 専門家がAOLは何時まで失敗したビジネス・モデルにしがみついているのかと批判している。

 

 

 マーケットが限られるローカルメディアなだけに、ローカルな記事テーマを掘り下げることにより普遍に到達させ、刺せるターゲットを広げたり、糸井重里さんが運営する「ほぼ日」のように、手帳やイベント事業など、多角的なコンテンツを仕掛けて収益を得るなどのビジネスモデルにしないと難しいようです。

メディア・広告界隈の皆様のご参考に。

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プロフィール

室谷良平

室谷良平

オリンパスでの医療ITシステムのQAを経て、2013年にITスタートアップ企業の株式会社リビジェンに入社。現在は「Smart Survey」のマーケティングを担当。

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