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» 2012年10月29日 更新

市民を繋ぐ街づくりウェブマーケティング 食べログにみる街づくりの未来

 気心の知れた友達とのランチ。新しいお店を見つけるのに、みなさん食べログ使ってませんか? 美味しいお店を見つけようしたらグルメガイドを見るだけしかなった。そこに掲載されるお店は編者によって選ばれたほんの一部のお店だけだった(すべての美味しいお店を掲載するには、余白が足りないのである)。

 でも、今ならスマートフォンの無料アプリで近くの美味しいお店を余すことなく、すべて教えてくれます。食べログに今では72万店舗が登録されて400万件の口コミが投稿されています。これって素晴らしいと思うんです!

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 この現象を見て思うのは、「人は食べることが好きで、美味しいものを自慢したい」ということ。さらに突き詰めると、「人は関心があることを、誰かに伝えたい、自慢したい」ということです。だって、勝手にお店を登録して、勝手にお店の評判を書き込むんですよ? けっこう手間がかかって面倒です。それでも書き込んじゃうんですよね。

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 食べログへの書き込みが増えたのは、スマートフォンの普及が影響しています。スマートフォンがない時は、デジカメで撮ってからPCに落としてWebに掲載していました。でも、スマートフォンのお陰でアプリで綺麗な写真をとり、簡単にWebにアップできるようになりました。自分の気づきや思いをスマートフォンは簡単にWebサービスへ投稿することを可能にしたのです。

 自分の気づきや思いをWebに書き込むことで、身近な問題を解決することができます。そう、食べログが気になるお店を見つけることを可能にしたようにです。このコラムを通してお伝えしたいのは、Webを活用してみなさんが住む街を、より住みやすく愛着の湧く街にできることです。

「どうやって街をよくするの?」

 それは、「自分の気づきや思いをWebに書き込むこと」によってです。

 僕は街づくりの活動に関わる中で、最も大事なことは「市民が街を愛すること」がだと気づきました。生まれた街に誇りをもち、市民として街を良くしたいとみんなが思えば、日本はもっと良くなります。このブログでは、ITを通してみなさんが住む街に関心を持ってしまうように仕向け、街に貢献したくなる取り組みを紹介していきます。

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プロフィール

柳澤龍

柳澤龍

株式会社ガイアックス オンラインマーケティング部所属。イベントを軸にしたシェアハウス”まれびとハウス”立ち上げメンバー。大学では公共交通を研究し、市民が政治に関心を持つことの必要性を実感。市政を市民にわかりやすく伝えるべく、infographicを利用した活動や学びのコミュニティの構築に参加中。

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