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» 2013年1月 4日 更新

あなたが払った税金、何に使われていますか?

 消費税の引き上げは昨年もっとも議論された政策課題の1つ。

学校教育や高齢者福祉のサービスを維持するために税収の確保が目的でした。

そもそもですが、税金が何にどれくらい使われているか調べてみたことはありますか?


税金の使い道を可視化するウェブサイト

 支払った税金の用途を、1日ごとの費用で示してくれるウェブサイトが

WHERE DOES MY MONEY GO?(税金はどこへ行った?)」。

間総収入を設定すると、"健康福祉""子育て・教育""街づくり""交通・水道"など、

各分野に1日あたり利用されている税金がひと目でわかります。


The Daily Bread - 税金はどこへ行った?.png

「税金はどこへ行った?(Where Does My Money Goes?)」URL:http://spending.jp/ 


イギリスに本部があるOpenKnowledgeFoundation(OKF)が作成した

"WhereDoesMyMoneyGoes?"をもとに本サイトは構築されています。

紹介した事例は、横浜市の市民税の使い道です。

横浜市財政局財政課が提供している予算資料を元に作成されています。


市民を繋ぐオープンデータ

「税金はどこへ行った?」の作成メンバーの思いがサイトの中に書かれています。

"公共データのオープン化によって、地域社会を変え、日本社会を変え、世界にも影響を与え、

貢献して行こうという思いを持って集まったメンバーによって構築、運営されています。"

                                    引用URL:http://spending.jp/about.html

東日本大震災の直後、政府や研究機関が公開したデータ(オープンデータ)をもとに、

被災地で通行可能な道路を示した地図や、放射線量を地域ごとに色分けした地図などが、

すぐに企業や研究機関によって作成されました。この2つの事例では、自動車に乗っていた人や、

ガイガーカウンターで測定した人からデータを取得、提供することで可能になりました。

その作成過程において人々がデータに関わっているのです。


自治体や政府が把握している様々なデータを可視化し、

町の現状を理解する情報を提供することで市民は町を身近に感じ、

町の方向性を決める政治に関心を持てるかもしれません。


このサイトはまだ横浜市でしか実施されていません。

もし、自治体ごとの税金の行方を比較することができたら、

町の政策の特徴が見えて面白いと思います。

今後の展開に期待しましょう!


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プロフィール

柳澤龍

柳澤龍

株式会社ガイアックス オンラインマーケティング部所属。イベントを軸にしたシェアハウス”まれびとハウス”立ち上げメンバー。大学では公共交通を研究し、市民が政治に関心を持つことの必要性を実感。市政を市民にわかりやすく伝えるべく、infographicを利用した活動や学びのコミュニティの構築に参加中。

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