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» 2013年1月 5日 更新

市民を繋ぐ街づくりウェブマーケティング ネットで街にあるお店を支援する方法

家の近くにある地域に根付いた喫茶店。

毎朝、同じ席に座ってコーヒー片手に、

新聞を読んでいるサラリーマン。


最寄り駅の周りには、このような喫茶店や、

靴の修繕屋、家族経営のケーキ屋などの個人商店があります。

ここだけにしかないお店に愛着を持ってしまい、

友人がくるといつもそのお店を案内しています。


個人商店をはじめるには、たくさんの乗り越えるべき壁があります。

物件の確保、店内の改修、器材の購入などいろいろなものが必要です。

立地が良くないなら、たまたま立ち寄る人は多くは見込めないので、

固定客を集めて運営していけるようにしなければなりません。

・開店資金

・固定客の獲得

この2点は開店するための大きな障壁です。


これらの課題に対してクラウドファンディングプラットフォーム"indiegogo"を

活用してお店をはじめた事例があります。


indigogo.png

                                                                                         "indiegogo"URL:http://www.indiegogo.com/


"indiegogo"では様々なプロジェクトでファンドレイジングを行っています。

プロジェクトは3つに分類されており、

アート、ダンス、デザインなどの"クリエイティブ分野"、

教育、福祉、環境問題などの"社会問題分野"、

スモールビジネス、スポーツ、技術などの"起業分野"があります。

プロジェクトのページには、概要をまとめた記事と活動内容の短編動画が掲載されています。

募金者に対しては「お店のロゴシールプレゼント」から「店内に名前を記載」など、

支払った金額に応じてお返しをしています。

募集期限は設定されるものの、目標額に達しなかった場合でも、

集まった資金はプロジェクトの発起人に渡ります。


サンフランシスコではカフェ、靴屋、チーズ屋などのスモールビジネスの立ちあげに

必要な開店資金を集めるためにindiegogoを利用した事例が22件あるとのこと。

個人商店の立ち上げに巧くクラウドファンディングが利用されているようです。


Pachamama Cookery - Indiegogo.png

                                                            (サンフランシスコのカフェで40万円のファンドレイズに成功したPachamama Cookery)URL:http://www.indiegogo.com/Pachamama-Cookery

                                                                                     

"indiegogo"の利点は、開店資金を集めるだけにとどまりません。

お店は開店前からニュースレターなど進捗状況を提供したり、

開店パーティーに招待して関係構築をすることで、

募金した人を固定客にできるかもしれません。

お店で募金した人と人の関係からコミュニティが生まれ仲間が広がっていきます。

例えば、同じお店に募金をした人同士でその店舗で勉強会をはじめたり、

もし編集者がいればお店についての小冊子を作成するのも素敵ですよね。

みなさんも地域にお店を立ち上げようとしている人がいたら、クラウドファンディングを利用して、

開店を支援してみませんか?

 

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プロフィール

柳澤龍

柳澤龍

株式会社ガイアックス オンラインマーケティング部所属。イベントを軸にしたシェアハウス”まれびとハウス”立ち上げメンバー。大学では公共交通を研究し、市民が政治に関心を持つことの必要性を実感。市政を市民にわかりやすく伝えるべく、infographicを利用した活動や学びのコミュニティの構築に参加中。

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