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» 2014年4月 3日 更新

最近は小売業界の中で業種業態問わず「オムニチャネル」というワードが
ヒートアップしていますが、 オムニチャネルは道具的な考えでは無く戦略です。
(オムニチャネル導入したら売上あがるの?という質問を受けますがちょっと困りますね)

オムニチャネルとは・・・
「実店舗やオンラインストアをはじめとする
あらゆる販売チャネルや流通チャネルを統合すること、
および、そうした統合販売チャネルの構築によって
どのような販売チャネルからも同じように商品を購入できる環境を実現することである。 」
(weblio辞書より)

2010年米国メイシーズの「オムニチャネルリテーラー宣言」
インパクト大きなニュースでしたが、
企業の今後の方向性を決める一つのキーワードになっています。

オムニチャネルを実現する為に、
販売チャネルが増え共通の在庫管理とロジスティックスシステムを構築し
統合が成功した場合、今まで個別に管理・把握していた
「客数」「売上」「客単価」「買い上げ点数」 「リピート率」「成約率(コンバージョン)」
といった いわゆる「小売業が長年追いかけてきたKPI」に 大きな影響をもたらします。

オムニチャネルに対応した、
今後の新しいKPIはどんなインデックスになるのでしょうか。

例えば・・・
①リアル店舗からECへの送客数とその売上・客単価・点数
②全ポイントカード会員に対してのスマホアプリ取得率
③スマホアプリからリアル店舗への送客数とその売上・客単価・点数
④EC顧客あたりの店舗留め置き受け取り率
⑤店舗顧客あたりの店舗内EC注文率
⑥顧客あたりの来店購入と宅配購入比率
⑦店舗・EC両方を合わせた顧客あたり離反率
⑧商品の店舗間移動率と移動商品売上に対する配送コスト率
⑨ECでの同一商品PI値(1000人あたり購買率)と店舗での商品PI値の比較

などなど、考えると新しいKPIが沢山生れる可能性があります。
システム投資や価格戦略、プロモーション戦略等、
オムニチャネルに取り組めば取り組むほど企業に与える影響は大きいです。

顧客一人の購買金額を自社で最大化する取り組みを通じて
独自のKPIを策定し、自社ノウハウ化をどれだけ早くするかが
今後の勝ち残りの重要なポイントと思っています。

最後まで読んで下さりましてありがとうございました。

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プロフィール

佐々木 卓也

佐々木 卓也

2000年にマーケティング会社であるフュージョン株式会社に入社。現在代表取締役社長。小売業・メーカーにおけるCRM支援やID付POSデータ分析システムの提供と活用支援等、幅広い知見で顧客との距離を縮めるサポートを行っている。米国DMA公認ダイレクトマーケティングプロフェッショナル。

カテゴリ

  • Webサイト構築
  • ソーシャルメディアマーケティング

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