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» 2015年2月23日 更新

以上、SEOの現場からお伝えしました。 自然リンクを集めるための「コンテンツSEO」の考え方

近年「被リンクによるSEOは終わった!」なんて話がよく語られるようになっています。が、実は全然そんなことは無く、今もこれからもSEOにおける被リンクの重要性は失われることはありません。前回は被リンク獲得の観点からのコンテンツの流通についてお話しましたが、今回はコンテンツの作り方の考え方の1つを紹介します。

【おさらい】SEOにおいて被リンクは依然として重要!

冒頭でも述べたように、「被リンクによるSEOは終わった」(稀に「SEOは終わった」とも)等の話が最近良く聞かれるようになっていますが、そんなことは決してありません。あくまでも「人工的なリンクによるSEOが通用しなくなってきた」ということであり、被リンクは今もSEOにおいて非常に重要な指標です。

【参照】
外部対策(被リンク対策)がSEOにとって重要な理由|SEOHACKS
「被リンクは悪」「リンクは終わった」......それは大きな勘違いだ | Web担当者フォーラム

近年は、同時に「SEOにおいてはコンテンツが重要だ!良いコンテンツを書けばSEO成果が出るんだ!『コンテンツSEO』の時代だ!」と言ったような、コンテンツを重視したSEOの重要性が説かれることが多くなってきています。

「良いコンテンツをたくさん作ればSEOの成果が出る」という言葉は、半分正しく、半分正しくないと言えます。もちろん、ユーザーのニーズに応える良質なコンテンツを作成することはSEOで成果を出すための必要条件です。ただし、十分条件ではありません。

検索エンジンは、被リンクという指標無しでコンテンツの質を十分に判断することは出来ないのです。

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従って、SEOを行う上では被リンクを無視することは出来ませんし、大きな成果を上げる為には被リンクを何かしらの方法で集めていく必要があります

自然検索流入獲得におけるコンテンツの2つの役割

リンク獲得の具体的な手法に移る前に、「コンテンツによるSEO」について少し深めてみましょう。

「良いコンテンツを書けばSEO成果が出る」ことが半分正解と言い述べましたが、自然検索流入を増やす為にコンテンツが有効になるのは主に次の2つの理由に集約されると考えています。

①コンテンツが、検索流入間口となる: そのコンテンツ自体が、検索ユーザーのニーズに合致するものとして、検索結果の上位に表示される

②コンテンツが、リンク獲得に貢献する: そのコンテンツに被リンクが集まり、そのコンテンツ及びサイト全体の評価向上に繋がる

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※「SEOの成果の為のコンテンツ」と言うとコンバージョン誘導やリピート率向上の為のものも含まれますが、ここでは「(新規)自然検索流入増加の為のコンテンツ」に絞って話しています。

この2つを特に意識せず曖昧に考え、なんとなく「コンテンツSEO」を語っている人が多いのかな、という印象がありますが、この2つは区別してそれぞれ考えるべきです。

作ろうとしているコンテンツの目的が①なのか②なのか、それとも両方が期待出来るものなのか、どちらでも無い別の目的(コンバージョン誘導等)なのかを意識してコンテンツを作成することで、成果につながりやすくなります。

特に②に該当する被リンク獲得コンテンツを作成出来るかどうかは、SEOにおいて大きな成果を得られるか否かを左右することになります。

リンク獲得出来るコンテンツって?

では、「被リンクを獲得できるコンテンツ」とはどのようなものでしょうか?「よし、コンテンツをガンガン作ってリンク集めるぞ!」と思って適当なコンテンツを量産しても、そう簡単にはいかない場合が多いです。リンク獲得出来るコンテンツを作成するためには、リンクをしてくれる人の心理を考える必要があります。

人は何故リンクするのか?

私はこの記事の中で既に数回外部コンテンツへのリンクを設置しています。その意図としては、基本的に「詳しくはこちらを見てください!」「この記事を参照しました!」というものです。

個別のWebコンテンツ間のリンクという観点で言えば、このような「詳しくはこちらを見てね(参照)」という心理に基づくリンクは、最もメジャーなものです。

すなわち、このような心理を満たす、参照されるようなコンテンツを作成することが、被リンク獲得の為に非常に有効になります。

リンク設置の心理は他にも様々なものがあるかと考えられますが、最も堅実に着実にリンクを集めるためには、このような「詳しくはこちら」心理にフォーカスしてみるのが良いのではないかと思います。

詳しい、わかりやすい、信頼できるオリジナルなコンテンツ

ではそのようなコンテンツを作成するときにはどのような点に気をつけるべきでしょうか。大切なのは、リンクをする人が、リンク先のコンテンツを信頼できるようにすることです。

その要素としては、次のようなものが挙げられます。

  • 文章構成や、図解等が適切に用いられており、わかりやすい
  • 専門性が高い
  • 他には無い、オリジナルな内容
  • ターゲットがはっきりしている
  • 根拠がはっきりしている

これらの要素を満たすようなコンテンツを作成し、それが適切にターゲットに見られるようになっているならば、リンクを獲得するのは決して難しいことではありません。

自分の専門領域についての解説記事コンテンツなど、自分の強みが生かせる、リンク獲得に繋がりそうなコンテンツを作成出来ないかどうかは検討してみても良いかと思います。

バズらなくも、コツコツと

特定のコンテンツが、様々なメディアを通し大々的に話題になる(バズる)ことは、被リンク獲得におけるインパクトは大きいです。ただし、バズはそう簡単に狙って起こせるものではありません。

逆にバズらなくても、一部のターゲットにはしっかり届いており、リンクを1つでも貰えるようなコンテンツを、コツコツと積み重ねていけば、中長期的には大きな資産になるはずです。「1記事で100のリンク獲得を狙う」のではなく、「1リンク貰える記事を100作る」くらいの気持ちで、継続的にコンテンツを発信していくことが大事です。

ちゃんと見てもらえるように、流通させよう

上記のようなことに気をつけてコンテンツを作成していても、それが誰にも見られなければ、結局努力が水の泡になってしまいます。そのようなことにならないために、コンテンツの流通経路についてはしっかり考えましょう。

このことについては前回の記事「コンテンツの流通が、SEOのカギとなる」に書かせていただきましたので、ご参照ください。

【参照記事】

図解で分かる"コンテンツSEO" : コンテンツ配信→リンク蓄積→流入増のサイクルを作る ++ SEO HACKS公式ブログ

被リンクを見よう!リンクを買わずに「集める」SEOに取り組む方法 | 株式会社LIG

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ヴォラーレ株式会社 SEO HACKS

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コラム著者:
實川節朗(ジツカワモトホ)
伊佐敷一裕(イサシキカズヒロ)

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