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» 2014年5月27日 更新

ソーシャル、時々、キャッチコピー バイラルメディアとユーザー「ひとりあたりの可処分時間」について

最近バイラルメディアという言葉をよく耳にしますが、まだまだ世間一般での認知度は低いと思います。

新しい言葉がどんどん出てくるWEB業界ならでは今年のバズワードかな、、と思います。 

 

■バイラルメディアとは?

改めてですが、バイラルメディアとは、動画や画像を中心としたブログ形式のニュースサイトのことで、SEOによる検索流入を主眼においたこれまでのWEBメディアとは異なり、FacebookやTwitterのようなソーシャルメディア上での拡散に注力していることが特長のメディアです。

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最近では日本国内でもバイラルメディアがいくつか出てきていますが、 毎度アメリカの動向は日本よりも早く、面白いことにニューヨーク・タイムズは Buzzfeedを競合と捉えているほどです。

(参考:ニューヨーク・タイムズ紙が「競合」と考える12のメディアとは?

2006年にヨナ・ペレッティによって設立されたBuzzfeed。近日中に日本に進出することが決定しているようで、WEBマーケティングにおけるバイラルメディアの活用手法も今後ますます増えていくことが予想されます。

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収益源についても従来のWEBメディアのようなバナー広告頼りではなく、ネイティブ広告と呼ばれる記事広告によってマネタイズを図っています。ネイティブ広告だけで既に6000万ドルの売上を出しているとのことで、2014年にはさらに倍の1.2億ドルまで伸びることが予想されているようです。

ユニーク訪問者数が1億3000万人をほこるBuzzfeedですから、ニューヨーク・タイムズが競合視する意味も分かります。どういうことかというと、ニューヨーク・タイムズの競合は他の新聞社ではなく、消費者が目にしているメディアを指すということです。


WEB広告における情報量の急激な増加や広告枠の増加における広告主の出稿量がいくら増えようとも、それを見る一人あたりの「可処分時間」が増えるわけではないんです。

(参考:なぜWEB広告の単価が上がらないのか?

その点で、バイラルメディアはソーシャルメディアからのトラフィックを多く集めることができている点、一人あたりの消費者が可処分時間を多く費やす場としてニューヨーク・タイムズが競合視してるんですね。

スマホの普及とソーシャルメディアというプラットフォームによって大きく躍進したバイラルメディア。

日本での発展と新たなマーケティング活用の登場が楽しみです。追随する日本でのバイラルメディアにも注目。

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プロフィール

脇 僚平

脇 僚平

1988年東京都生まれ。株式会社オプト ソーシャルメディア事業本部 セールス担当。

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