ニュース
» 2014年6月26日 更新

デジタルテクノロジーと僕。 最強のウェブ事業部を創るためのデータサイエンス「社内の潜在社員を呼び起こす」

データサイエンティストの造り方と書いたが、、

最強のウェブ事業部を創るためのデータサイエンス「やめませんか?ウェブとリアル分けることを」この記事の中ですでに紹介をしている。これは、あくまで造り方というか、発想の着眼点のようなものかもしれない。記事の中では、データを見たときに、新たな視点でもって、分析できるように自由度をデータサイエンティストに持たせたらいいと伝えている。

さて、ここではタイトルに社内の潜在社員を呼び起こすというメッセージを書いている。データ分析はある種、センスと感、経験の「賜物(たまもの)」で、良き分析者になれると思っている。さて、それは分析という仕事に限っているのか。いや、まったく違う。データ分析はセンスや感が問われるが、それは、生まれて自我が芽生えてから、出会うものに興味をもって、観察をし、小さな量のデータでもためながら、改善をしたのか。まぁ、小学生の宿題で例えると、自由研究を、夏休みに限らず、日々自由に研究をしていたかに尽きると思う。

私の経験で語りたい。昔、びわ湖で魚釣りをしていた時、当時小学生6年生くらいだったと思う。びわ湖の湖畔に家があったので、釣りに行くことには、まったく困らなかったが、日々、ぜんぜん釣れないのである。そう、私は下手くそだった。同様の小学生たち(仲間たち)は、まぁそれなりに釣る。1日、釣るに興じてたら、日によっては、数匹~10匹くらい。ただ、私は半年、一年は軽くずーっとボウズ(釣果ゼロ)で、ひたすら、いじられたのを覚えている。
そこで、釣れる人の観察をした。どんな釣り具をつかって、どんな疑似餌なのか。また、どんな時に釣れるのか。すると、聞けば聞くほど、聞かれた本人もわかってないらしい。まぁ経験によるものなのかもしれない。ただ、見ていると、雨上がりがいいとか、あの岩肌の側がいいとか、各人がもがいて、なんども釣り糸を垂らして、培った経験なのかもしれない。ただ、そこで僕なりに始めたのは、同じ疑似餌で、同じ場所で、違う日程、違う天候で釣り続けてみること。そうすると、偶然にも釣れたんです。だれもそこでは釣ってなかったのに、その場所では、ボクが最初に釣った。すると、この魚はなんで釣れたんだろうか。この疑似餌がよかったのか、場所がよかったのか。その日の天候がよかったのか。すると、答えとしては、季節と天候がよかって、魚もテンションあがってたんじゃないかって。

全ての事象には必ず理由がある

っと、言いたかっただけですが、科学的とか物理的な発想だけじゃなくて、文化人類学的に、心理分析、行動経済学的な視点、社会学とか国際学、、、いろいろな視点でその理由をさぐれば全ての事象には必ず理由があると思う。もはや、人類が培った英知でももって、それを理由づけするだけなのかもしれない。それでもいい、でも、『なぜ、ここで釣れたのか?』という、知的探究心、好奇心を最大限に思ったときに、データサイエンティストなんてものを、はるかに超えて、あらゆる事象からビジネスに活きる知見を得られるんだと思っている。

潜在社員を呼び起こす

営利目的の企業、非営利目的の組織、あらゆる場において、人は部署に役割を制限されている。人事の人が、営業活動をすることは、ゆるやかに制限されている。データサイエンティスト以外の人が、データを取り扱う、分析する、考察することは、お互いの役割でもって、分割されている。ので、厳しいが、分析が必要な事象が生まれたタイミングで、皆が皆、自身の経験と照らし合わせて、遠慮なく、素人発想を語り合うのはどうなんだろうか。大人になると、素人な部分を出すことを遠慮しがちである。プロではないから、、とかあるけど、職人や契約プロ選手のほうが、素直に意見を発していると思っている(サンプル数2)。

それぞれの部署における課題や事業における難題に対して、小学生の自由研究なみに楽しんで、取り組める組織にしてみてはいかがだろうか。私が思う最強のウェブ事業部のデータサイエンティストは、そんな人である。

次回は、そんな会話をする上で知っておくと便利な「分析の本質」について

Copyright© 2017 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

Loading

プロフィール

大川哲志

大川哲志

1983年生まれ。滋賀県出身。日本全国の企業のweb事業部を担うwebteamを創業。
サイトやアプリのコーディング、プログラミング、ディレクションなどを行いながら、新サービスの立ち上げやマーケティングリサーチを行う。

「マーケター通信」購読一覧