ニュース
» 2014年6月30日 更新

デジタルテクノロジーと僕。 最強のウェブ事業部を創るためのデータサイエンス「だれもが知っている基本」

データ分析の基本『分析とはなに?』

とまぁ、この最強のウェブ事業部を創るために、できることをシリーズで書き続けようと思っています。しばらくはデータ分析領域ですけど。さて、ここで書きたいのは、基本の「き」。私がこんな事を書くと、諸先輩兄者たちにお叱りを受けかねないですが、まぁ自分に話すつもりで書きます。

売上.png

と、数字が提示されたとする。これは『分析対象』とでもいっておこう。これをさて、どう料理するのかというのが、分析のフェーズである。ただ、これだけを見たところで、なんともなにも、判断がつかないのである。人は、比較対象がないことには、高低、甲乙、〇×はつけられない。すると、下記のような概念で考える必要がある。

切り込み.png

この数字は、どういった視点で分割すると、比較対象を浮き彫りにして、高いのか低いのか判断ができるだろうか。

分析とは

分析(ぶんせき、英: analysis)は

      • ある物事を分解して、それらを成立している成分・要素・側面を明らかにすること。
      • 物質の鑑識・検出、また化学的組成を定性的・定量的に鑑別すること。
      • 概念の内容を構成する諸徴表を各個別に分けて明らかにすること。
      • 証明するべき命題から、それを成立させる条件へ次々に遡っていくやり方。

とまぁ、こういうときは、wikiに頼ることにします。ややこしくかかれていますが、なにかでもって、分割する、他の分析対象(比較対象)を見つける必要があります

重要な事は、なにかの情報で比較してみること

分析の定義が明らかなになったところで、やるべきことは、この売上1,203,498,473円という奇妙な数字です。12億0349万8473円。さて、この数字は高いのでしょうか?低いのでしょうか?
それは、まだ、この段階では断定できません。もともと、53億の売上があった会社が1年間で12億になったとしたら、どうでしょう?事業買収に成功して、11億の会社を買った場合はどうでしょう?また、資本金10万円から5年で12億の売上を創ったとしたらどうでしょう?さて、そもそも利益っていくら残っているでしょうか??なんてことを考えると、まだこの数字では物事、判断しかねます。

そう、まさに分析とは、これを切れ味するどい視点でもって、分析対象を分割し、そこから得た知見がビジネスの躍進・判断・撤退などの重要フェーズの判断に資することである。すると、優秀な分析者になるには、これらを実行できなければならいが、実は現場では、この両方を兼ね備えている人材はかなり少ない。つまり、『切れ味が鋭い視点で分割ができる』という能力と『知見を得る』『それを自社ビジネスに活かす』のフェーズ、それぞれを一人で担うのはなかなか難しいということである。

ただ、しかし、ここで訴えたいのは、それら3つのフェーズをいとも簡単にこなせるスーパー分析者を採用する!!などと、哀れな発想になるのではなく、ウェブ事業部の中で、皆が皆、この問題に立ち向かい、一歩ずつ成長する機会を与えてほしいということである。それが、最強のウェブ事業部に向かう一歩なのかもしれない。

ちなみに、本来であれば、、

売上額をみて、ウェブ事業部のデータサイエンティストが分析を担うなどということは起こらない(投資家は別)。本来であれば、事業課題からスタートである。『業績が下がった』『PVが下がった』『ランディング後の離脱率が高かまった』など、過去のデータと比較すると、現在の数字に不安視される点が見つけられたときに、分析者はその対象を分割しはじめる。ここで知って頂きたいのは、数字の対象を、どういった視点で分割するのか、そこで、見えたことをどう判断するのか。

さて、次は実際データを用いて、分析してみようと思う。

PS ところで、ふと思っているのだが、関心をもって読んでもらったあなたは世間一般の子どもの成長はどのように判断しますか?身長?テストの点?感覚?そんな話なのかもしれない。分析とは

Copyright© 2017 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

Loading

プロフィール

大川哲志

大川哲志

1983年生まれ。滋賀県出身。日本全国の企業のweb事業部を担うwebteamを創業。
サイトやアプリのコーディング、プログラミング、ディレクションなどを行いながら、新サービスの立ち上げやマーケティングリサーチを行う。

「マーケター通信」購読一覧