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» 2012年11月 5日 更新

アカデミックが見た社会 【研究紹介】学生のパーソナルブランディングによるキャリアデザイン

皆さん、こんにちは。河野義広です。

今回は、私がメインで取り組んでいる研究テーマについて紹介いたします。現在、『学生のパーソナルブランディングによるキャリアデザイン』をテーマに研究教育活動を推進しております。

パーソナルブランディングの実践

現在私は、学生がパーソナルブランディングを実践し、自分で未来を設計し、人生を切り拓く力の醸成を目的として活動しております。

パーソナルブランディングとは、自分の理想と周囲からのイメージを一致させるためのすべての活動のことで、自分の専門性を主張し自分自身の価値を高めていくことが重要と考えております。このパーソナルブランディングには2つの側面があります。

それは
 「なりたい自分を決め、強みを明確にすること(内面のブランディング)」
 「自分のことを発信し、強みを知ってもらうこと(外面のブランディング)」
の2つです。

ここで重要なのは、なりたい自分を決めて自分で考え活動していくことであり、決して自分を大きく見せることではありません。自分を大きく見せた結果、もし会いたい人に会えたとしても、自分自身の中身が無ければ結局興味を持たれず、その後の関係にはつながりにくいと思います。

ソーシャルメディアの活用

前述のパーソナルブランディングの実践にあたり、Twitter、Facebook、LinkedInなどのソーシャルメディアが大いに活用できると考えています。ソーシャルメディアの活用を通じ、社会人の方と出会い、彼らの考え方や価値観を知り、実際の仕事や活動に触れることで、自分の仕事や人生について考えるきっかけになると信じています。

これらの活動を通じて得られた経験自身の価値観の変化社会に還元できた成果などを世間に向かって発信することで、新たな人脈を引き込み、新たな活動のきっかけにつながることがあります。このような「情報発信→新たな人脈形成→流入する情報の質の向上→より有益な情報発信・・・」という情報発信・人脈形成のループが大切だと考えます。

上記に関する私の考えは、個人ブログでも詳しく述べておりますので、もし興味がありましたらご覧ください。

研究成果の発信

このような研究の場合、得られた研究成果を世間に向けて発信していくことが大切だと考えます。

研究者としては、当然ながら学会での研究発表も重要ですが、より一般の方の目に触れる場所での情報発信が非常に重要です。そのため、このような影響力のあるメディアで発信させて頂くことは研究の進展から見ても非常に有難いことですし、光栄なことだと思っています。

そのような考えもあり、自分の講演や研究発表などの資料は、可能な限りSlideShareで公開しております。その中で今回は、2012年 社会情報学会(SSI)学会大会での発表資料を紹介いたします。

この発表では、本学学生を対象に実施したソーシャルメディア講義の目的や内容、講義の事前事後で実施したアンケート調査の結果を報告いたしました。

現在では、高校に出向いての出張講義や本学での模擬授業などで、高校生や中学・高校の先生方に対してもこのような講義させて頂く機会があります。高校生の段階からこのようなことを意識して活動できることは大切だと感じています。こちらについても、改めてお話しさせて頂ければと思います。

それでは、次回もよろしくお願いいたします。



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プロフィール

河野義広

河野義広

東京情報大学教員。ソーシャルメディアの社会的影響をテーマに「学生のパーソナルブランディングによるキャリアデザイン」、「教育現場でのソーシャルメディアの認知・指導方法」などを研究中。実生活すべてが研究対象。

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