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» 2014年8月19日 更新

ウィルゲート吉岡の「コンテンツマーケティング情報局」 検索エンジンマーケティングの超基礎:検索クエリの種類とは

こんにちは、吉岡諒と申します。初めましての方が多いかと思いますので、簡単に自己紹介させていただきます。

株式会社ウィルゲートというWebやO2Oに関するソリューションを提供する会社で専務取締役兼Webソリューション事業部の最高責任者を務めています。

慶応義塾大学在学中の2006年6月に会社を設立し、現在9期目、総勢110名、約1400社の企業様にSEOコンサルティングを中心としたWebソリューションをご提供してきました。

日々目まぐるしく変化するこの業界では、最新情報を常にキャッチアップしていくのがかなり大変です。どうやって情報収集すればいいのか困ってしまう方も多いのではないでしょうか。少しでもそんな方々のお力になれるよう、このブログでは、約10年Webマーケティングに携わってきた経験を生かしながら業界の最新動向やWeb集客全般についての正しい知識を発信していきたいと思っています。

今回は検索エンジン集客の超基礎であり非常に重要な、「3種類の検索キーワード」についてお話しいたします。

◆新しい「企業やサービスの見つけられ方」に対応しなくてはならない時代

ここ数年でコンテンツマーケティングやオウンドメディアという言葉を聞く機会が増えました。それぞれについての詳細な説明は長くなってしまうので避けますが、これは「企業やサービスの見つけられ方」が変わっていることの表れです。

マス広告中心に画一的な情報を発信していく時代から、消費者が"自分がほしい情報"を自ら探せる時代へとものすごいスピードで変化した結果、企業が取るべき手法も変化してきたのです。

検索エンジンは、「企業やサービスの見つけられ方」を変えた1つのプロダクトです。検索エンジンを最大限活用することで、今までは出会えなかったような見込顧客にあなたのビジネスを見つけてもらい、売上を伸ばすことができます。

検索エンジンを活用するための手法としてSEOやリスティングがありますが、今回はどちらを行うとしても知っておかなくてはならない検索キーワードの向う側にある、ユーザーの検索意図についての解説です。

◆検索キーワードは3種類に分類できる

検索エンジン集客を行う場合、常に検索キーワードの種類とその検索意図を意識しなくてはなりません。まず検索キーワード(=クエリ※)は検索意図ごとに3種類に分類できます。※ユーザーが検索エンジンの検索窓に打ち込むキーワードのことを、「クエリ」と呼びます。

▼クエリの種類

  1. ナビゲーショナルクエリ
  2. トランザクショナルクエリ
  3. インフォメーショナルクエリ

1.ナビゲーショナルクエリ

日本語で言うと案内型クエリこのクエリは特定の商品、サービス名・会社名など、特定のサイトへ移動する目的を持ったクエリです。自社やサービスに関連するキーワードなので検索回数は他の二つに比べて少ないものの、コンバージョン率は高くなります。検索全体の約10%がこの種類の検索クエリだと言われています。

例)「マーケター通信」「株式会社ウィルゲート」

2.トランザクショナルクエリ

日本語で言うと取引型クエリ。購入や問い合せなど、ユーザーが何か行動を起こしたいときのクエリです。購入や問い合わせなどを検討しているユーザーであるため、コンバージョン率も高い場合が多く、競合性、上位表示難易度ともに高いです。このクエリは検索全体のわずか5%ほどだと言われています。

例)「iPhone 修理」「サーフボード 中古 通販」

3.インフォメーショナルクエリ

日本語で言うと情報型クエリ。一般的な情報を調べるために検索するクエリです。購買意欲はない(低い)ため、コンバージョンには結びつきにくいですが、検索全体の80%以上を占めており、流入数の拡大の上でも非常に重要なクエリです。

例)「結婚式 費用」「英会話 勉強法」

3つのクエリを振り返ると、商品やサービス名そのものやその購入を意図する情報を検索しているユーザーよりも一般的な情報を検索しているユーザーが圧倒的に多いことがわかります。

◆検索エンジンを有効活用して見込顧客に出会うために

検索エンジンが一般化した当初は、購買に繋がりやすい検索クエリ(=トランザクショナルクエリ)ばかり注目されていました。しかしながら、そういった検索クエリは全体のたった5%しかありません。

検索エンジンを通して自社のサービスを知ってもらうためには検索全体の80%を占めるインフォメーショナルクエリにも注目する必要があるということが、認識され始めています。そしてそれは、こちらが伝えたい情報を発信するという考え方から、ユーザーが検索するような情報を発信するという考え方への変化でもあります。

Webマーケターであれば、「検索エンジン上で、どのようなキーワードでユーザーに見つけてもらうか」は常に考えているかと思います。今までトランザクショナルクエリしか狙ってこなかったという方は、ぜひ将来的な見込顧客に出会うためのインフォメーショナルクエリにも注目してみてください。

 

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プロフィール

吉岡諒

吉岡諒

慶應義塾大学在学中の2006年6月に株式会社ウィルゲートを設立。現在9期目を迎え、専務取締役として約110名の規模に拡大させる一方で、1400社のコンサルティング実績をもつWebソリューション事業部の最高責任者も務めています。

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