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» 2012年12月 2日 更新

働く女子のアタマの中。―消費、トレンド、気になるもの― 女子会から生まれた"逆発想"の料理教室

こんにちは、女子会プロデューサーの木原悠紀子です。

前回のコラムで「女子会は意見がたくさん生まれる場」であることをお話しました。


せっかくたくさん出た意見。それを気づきに変えて、活かしていかなきゃもったいない。ガールズビジネスのヒントは、同世代女子の日常会話にたくさん埋まっています。玄人になればなるほど、意外と「なんでこういうのってないんだろう」という視点がなくなってしまうもの。今回は、わたしが同世代女子の不満から立ち上げ、もう発足から半年以上経った今も、好評をいただいている「とあるサービス」について紹介します。



思いつきは女子のグチ


「ゆきちゃんって料理教室って行ってる?」
仲がいい女子のひとりから、突然の質問。話を聞くとどうやら彼女は最近とある料理教室に通い始めたのですが、予定がブッキングするなどスケジュールが合わなかったり、行ってもなかなか友達ができず楽しめなかったり、学びたいものが学べなかったりと、いろんな要因が重なって結果まったく行かなくなってしまったんです。

「へえー、でもせっかくお金払ったのに、なんかもったいないね」
「そうなのー、ゆきちゃん、だからなんか作ってよ。楽しそうな料理教室」

......そんなムチャクチャな。
とぶっちゃけた話少しだけ思いましたが(笑)、タイムリーな話、ちょうどそのとき、完全紹介制女子会コミュニティ「GIRLS PARTY」副代表、みかちんこと高宮美香と、料理企画「女子みんなでバレンタインスイーツをつくろう!」を実施したばかりだったの。
その企画は「みんなでスイーツ作ったら楽しそうだよね」と、わたしたちお得意の思いつきで作ったもので、特に決まったコンセプトなどはなかったんですが......。


楽しそうな料理教室。
......アレ? これってもしかしたらすぐ作れるかも!?

その友人は「スケジュールが合わない」「なかなか友だちができにくい」「レッスン内容には学びたいものがない場合もある」ということに悩んでいました。その友人のニーズを叶えたいのなら、極端に言えばその逆のことをすればいい。つまり......

 

1)好きなときだけ通えるようにする
スケジュールが合わなくて、なかなか行けずお金がもったいないなら、単発の都度払い制にして、スケジュールが合うタイミングに行けばいい。

2)必ず繋がれる仕組みをつくる
なかなか友だちができにくい。これも人によって差はありますが、初めて参加で場になじめないなら、なじめるような仕掛けが必要。この仕掛けが3のポイントとも繋がります。

3)学びたいものだけが学べる仕組みづくり
この三番目の特徴が一番のポイントです。

実は友人から「料理教室つくってよ」オーダーが来てから、何人か料理教室に通っている女子にアンケートをとってみました。そこでわかってきたことなんですが多くの料理教室には、あらかじめ学ぶメニューは決められています。

「和食の基本コース」とか「パンコース」とか、だいたいざっくりジャンルは分かれていますが、全部のラインがすべて学びたいカテゴリだとは限らず、「うーん、たぶんわたしこれ家じゃやんないなあ。他のことやりたいなあー」「このレシピは知ってるし、違うことがいいなあ」と思うこともよくあるそうです。


そんなのもったいない!!
学びたいものだけにお金を出して、なおかつ楽しく料理を楽しんで、ステキな友だちもできて、今後の人間関係が発展する。

そんなことができたらいいな......と考えて、そこでわたしたちが思いついたのが、ユーザーが学びたいものを学べるように、オーダーメイドで料理教室をカスタマイズすることです。

上記を可能にしたのが、わたしが代表を務める女子コミュニティ「GIRLS PARTY」の存在です。



コミュニティの強みを活かしたプラン作成


「ん? どうゆうこと?」
つまりですね。

女子会コミュニティのメンバーに「何が学びたい?」とアンケートをとるんです。そこであがった意見を元に、先生とレシピをコーディネートして料理教室を開催する。

たとえば「飾り巻き寿司をやってみたい!!」という意見が多数出たら、それを教えてくれる先生をスタッフがコーディネートする。

ユーザーからの意見で開催されるものだから、ニーズとは完全に一致している。スケジュールも、ニーズを出してくれた女子たちの希望を元にセットすることも多いので、基本大きく外れることはない。そしてコミュニティをベースにしているので、たとえはじめてさん同士でも、共通の友だちか必ず2~3人以上はいるので、スムーズに仲良くなれるんです!!

そうしてできたのが、オーダーメイド型の料理教室「Minikin」です。

PC011306.JPG 

12月1日に開催した、「テッパン!! モテ和食」レッスンの一部。

オーダーメイドスタイル料理教室Minikinの公式Facebookページはコチラ

 

おかげさまでサービスは好調で、レッスンは募集告知とともに数日で即満員、クチコミで少しずつ評判も広まっているようです。

ユーザー(消費者)と提供側の距離が同一で近いからこそできた、オーダーメイドスタイルの料理教室。

わたしは同世代の不満からヒントを得て、「ああ、あったらいいな」と共感したものをカタチにするスタイルが本当に多いです。まさにこの料理教室がその最初の例。


まだまだ他にもありますよ。
実は、女子会で出た意見を元にわたしがサービスをつくったことは、コレだけではなく......。なんと、半年以上の年月をかけてつくったプロジェクトがあるのです。

しかも、そのプロジェクトにかかわった女子は50人!

そのほか、いろんな企業も巻き込んでます(笑)

 

次回はそのプロジェクトについてお話いたします!!

 

 

完全紹介制女子会コミュニティ「GIRLS PARTY」公式Facebookページはコチラ

女子会プロデューサー・木原悠紀子のブログはコチラ

 

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プロフィール

女子会プロデューサー 木原悠紀子

女子会プロデューサー 木原悠紀子

2011年11月に、リアルでつながる完全紹介制女子会コミュニティ「GIRLS PARTY」を立ち上げ、活動をスタート。同時に「女子会プロデューサー」と自らを名乗り、セルフブランディングをはじめる。当初は80人程度だった会員数をたった半年間で3倍以上の280人に伸ばした。培った女子ネットワークを活かして、ユニークなプロジェクトを次々と企画。F1層女性の共感を呼ぶコンテンツづくりと、同世代でもあるF1層を巻き込み集めることが得意。

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