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» 2012年10月29日 更新

ユーザーエクスペリエンス(UX)時代 ~UIデザインのすべてを語る~ ユーザーエクスペリエンス(UX)時代への挑戦

純粋数学者というのは、手強い問題が大好きなのです。数学をやっていると素晴らしい感覚を味わいます。はじめのうちは何だかわからなくて取り付く島もありません。ところがいざ問題が解けてみると、なんて美しいのだろうと信じられないような気持ちになる。いっさいがエレガントに調和しているのです(「フェルマーの最終定理」、サイモン・シン、青木薫、新潮社)。

 この言葉は、1993年に数学界最大の難問「フェルマーの最終定理」を解いた、イギリスの数学者 アンドリュー・ワイルズの言葉である。

 近年、私たちは、Technologyの急速な進化により、数年前とは比較にならないほど"情報の洪水"にさらされている。

 その情報量は人の処理速度を遥かに凌駕する量である。特に、ソフトウェア業界では、"高度な機能"が、容易に実装可能になり、かつ、ユーザからの声も高まりを見せている。

 一方で、"高度な機能"は、"複雑なユーザインターフェイス(UI)"を生み出し、人が使いこなせないソフトウェアが増えているのも事実である。

 このコラムでは、「"高度な機能"と"シンプルなUI"の調和」をテーマに、理論的にUX/UIの概念を説明しつつ、著者のUIデザインプロセスを公開し、「シンプル」を探究していく。読者の方に特に興味を持ってもらえるのは、私自身のTry&Errorの事例だろう。

 視点としては、私のバックグラウンドである、理論物理学、純粋数学、ビジュアルデザイン論、心理学、マーケティング論が多くなると思われる。私自身、未整理のテーマもあるため、私の未整理の考えを語る場になっている。そこはご了承いただきたい。

 「"高度な機能"と"シンプルなUI"の調和」は一種のイノベーションである。そして今なお、世界でも探究が行われ続けている分野でもある。さあ、「シンプル」を探究する旅に。あなたの一言が 世界を次のフェーズへと進める。

「過去から学び、今日のために生き、未来に希望を持て。大切なのは疑問を持つのをやめないことだ」(アルバート・アインシュタイン) 

Learn from yesterday, live for today, hope for tomorrow.The important thing is not to stop questioning. by Albert Einstein

 では、また。

 大塚雄介

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プロフィール

大塚雄介

大塚雄介

 早稲田大学大学院 理工学研究科 卒業 理工学修士号 取得。専攻は量子理論物理学。2006年、株式会社ネクスウェイに入社。ネット広告新規営業/新事業創出/マーケティング担当を経て、クラウドサービスNEXLINKの企画・設計の副責任者に就任。専門はIA/UX/UIデザイン。2013年STORYS.JPのCMO(最高マーケティング責任者)就任。個人として、DJとして定期音楽イベント「56'sLounge」を主催。興味を持って頂けましたらFacebookより気軽に メッセージ頂ければと思います。

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