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» 2014年10月15日 更新

コミュニケーションとマーケティングとオレとオマエと男と女と酒 その名前、本当に検索しやすい!? 「ググラビリティ」とは何か

Webでビジネスを行っている以上、Googleのご機嫌を伺わないわけにはいきません。
SEO、SEM、ソーシャルメディア対応など、それだけでビジネスとして成り立つほど、Googleの検索結果上位に食い込むことは意味のあることだと見なされています。

好むと好まざるとにかかわらず、我々はGoogle女王様の奴隷なのです。


そして、みなさんは「ググラビリティ」という言葉を耳にしたことがあるでしょうか。

またわけわかんねぇスカした横文字が出てきたな~という感じもしますが、一応英語でも「Googleable(またはGooglable)」として存在し、スウェーデンが「国語」として「Ungoogleable」という言葉を登録しようとしたこともあります(結局、Googleの反対に遭い断念しましたが)。
http://www.bbc.com/news/world-europe-21944834


これは「Googleで検索しやすい言葉かどうか」という意味です。

例えば「mixi」を探すため、Googleの検索窓に「mixi」または「ミクシィ」と入力すると、まず間違いなく「mixi.jp」がトップに表示されます。これは「mixi」「ミクシィ」という言葉が「mixi.jp」以外の何物でもなく、十分な独自性があると判断されているからです。
この状態を「ググラビリティが高い」と表現します。


一方で「ググラビリティが低い」とは、検索しても検索上位に表示されにくい言葉、という意味です。

例えば、先月「山田商事」という名で起業した山田さんが「山田商事」と検索しても、トップに表示される可能性は極めて低いでしょう。これは、「山田商事」という言葉がとても一般的であり、実際に他に多くの同名企業があるためです。


言い換えれば、その言葉が唯一無二であるか、より一般的であるかの違いとなります。

高い・低いと表現すると、やっぱり高い方が良さそうな感じがしますが、どっこい、一概には決められません。

ググラビリティが高ければ検索上位に表示される可能性が高まりますが、その分何らかの手段を講じて、その言葉を世に知らしめる必要があります。

反面、「amazon」のような一般名称で検索上位にくるにはとても大きくなる必要がありますが、覚えてもらいやすい名前なら、得をすることも多いでしょう。


■ググラビリティが高い名前の例
mixi、gree、pixiv、twitter、herokuなど

■ググラビリティが低い名前の例
amazon、path、LINE、「.(ドット)」が入る単語(=デフォルトでは検索できないため)など

もし直近で何かの名前をつける予定がある方は、「ググラビリティ」にも少し気をつけてみてもいいかもしれませんね。

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筆者:渡邊徹則

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プロフィール

渡邊徹則

渡邊徹則

株式会社Version7代表取締役。Web・コンテンツ制作、分析、マーケティングなどを手掛ける。 執筆業では、主にソーシャル、EC、海外サービス、メディアなどが専門。Twitter / Facebook @brigate7

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