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» 2012年12月19日 更新

価値観経営の時代。ソーシャルメディアが変えるマーケティング カープが公式フェイスブックページを持たない間に・・・ ~なりすましリスクとその対策~

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カープ球団は公式のフェイスブックページを所有していません。その代わりに、数多くの「広島東洋カープ」または「広島カープ」という名前のページが乱立しています。 特に、無断で新聞社や雑誌社の写真を使用していたページは、著作権法上の問題を指摘された結果削除をしたようですが、いまだに多くのページが残っています。

なりすましリスクを防ぐには

フェイスブックページやツイッターは誰でもアカウントを作成することができます。さらに、名前も自由に付けることができますので、なりすましのリスクというのが常にあります。 ツイッターでは剛力彩芽さんのツイッターアカウントが存在し、毒舌を吐いていることでも有名ですが、有名人は特に勝手に名前を使われることのリスクがどれほどブランドを毀損するかは想像に難くないでしょう。

このようななりすましのリスクを防ぐ第一歩は「オフィシャルなアカウントを持ち、そのアカウントを自社ホームページで公開する」ということです。

それをしなければ、公式か非公式かを判断するすべがありませんので、いくらでもなりすましができてしまいます。上の写真のページ「広島カープ」には6000人を超えるファンがいいね!をしています。その中のかなりの数はこのページを「公式なもの」と判断している可能性もあります。
そこで、チームの方針とは違う見解や他チームの誹謗中傷といった記事があげられた場合どうなるでしょうか。

コミュニティはマネジメント出来る

球団側は、ソーシャルメディアに対し警戒心を持っていることが想像されます。要するに「変なコメントが来たら面倒くさいから作らない」と考えている可能性が高いのです。確かに、一方的に発信するだけでは、コミュニティのコントロールは難しいでしょう。そこには「ソーシャルメディアマネージャー、またはコミュニティマネージャー」という専門的なスキルを持った人材が不可欠です。
悪意あるコメントか、それとも熱狂的なファンによる加熱したコメントかによっても対処の方法は違いますし、なにより、一緒に盛り上げていこうという強い意思がファンに伝わるような運営方針を貫かなければいけません。 それは不可能でもなんでもなく、実際に可能なことなのです。

MLB、NFL、NBA等のプロスポーツのソーシャルメディアの運用や、選手・OBの運用を見ていると本当に感心させられます。ソーシャルメディア先進国ならではの知恵が詰まった運用方法なので、関係者の方はぜひ見てみてください。きっと参考になることでしょう。

スポーツチーム・スポーツ選手・アーティストのソーシャルメディアブランディングとは

ファンを中心としたビジネスにはソーシャルメディアがとてつもない威力を発揮します。ファンとの絆をもっと深め、広報活動を代わりにやってくれるくらいのファンが増えた時、一気にファンは拡大していきます。 そのためにもソーシャルメディアの効果的な運用は不可欠なのです。



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プロフィール

石田陽之

石田陽之

株式会社サイバーブリッジ代表取締役、中小企業のSNS活用&リスク管理、海外企業の日本マーケティングコンサルタント。

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