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» 2013年6月24日 更新

以下の表を見てほしい、
全国の港別のたらの卵の輸入シェアである。
博多港が金額・数量ともダントツなのがお分かりいただけると思う。

www.customs.go.jp moji moji_toukei f25 06 mentai.pdf.png
出典:門司税関


辛子明太子に必要な原料はたらの卵と唐辛子であるが、実は博多はそのどれも「産地」ではない。
つまり、博多明太子という加工品には特別に地元でとれたものというものではないのである。
しかし、博多といえば辛子明太子というブランドが確立されているのは間違いないだろう。

地方を活性化しようという時に、「自分たちの所にはなにも売るものが無い」と嘆いていてもはじまらない。
自分たちが出来るものは何かを見極め、その材料は自分たちで用意しなくても十分にブランドは作り上げられる。

明太子のように、外から材料を持ってきて、地域内で加工して一つの名物を作る。
そのようなモデルをこれからももっと作っていくことができれば、それがどこであっても名物となり
地場産業となる。これが「辛子明太子方式」だ。




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プロフィール

石田陽之

石田陽之

株式会社サイバーブリッジ代表取締役、中小企業のSNS活用&リスク管理、海外企業の日本マーケティングコンサルタント。

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