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» 2013年7月 9日 更新

価値観経営の時代。ソーシャルメディアが変えるマーケティング 日本人受講生に人気。韓国建国大学ウェブマーケティングの秘密

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今回は当社が支援をしている韓国の大学の日本でのウェブマーケティングについてご紹介したい。

韓国の有名私立大学である建国大学では日本語ウェブサイトの開設以降、日本人受講生が増加し、順調に規模を拡大している。その秘密を見ていこう。

初心者を取り込む事がビジネス上重要

語学教育機関として一番良いのはやはり初心者を取り込む事だろう。 1級から6級までグレードが上がっていくのであれば、1級の人を取り込めばエスカレータ式に6級まで進んでくれる事が期待出来るからだ。

ただ、韓国にある語学教育機関はウェブサイトを効果的にマネジメントする力を今まであまり持っていなかった。

韓国語のウェブサイトしかない、もしくは日本語のサイトがあっても韓国の業者が作っているために韓国仕様のウェブサイトになっており日本人が使いにくいといった事が多い。

受講生の立場になって考えてみれば、語学を初めて学際に、韓国語で書かれたウェブサイトを使って申し込みが出来るだろうか。 もちろん出来ない。だから初心者は今までは日本の留学エージェントを頼らざるを得なかったとも言える。

留学エージェントを利用すれば当然エージェントの手数料が必要である。ただ、直接学校に申し込めばその手数料はいらない。だからこそ、わかりやすい日本語のウェブサイトがあれば、語学を勉強したいと思っている初心者は安心して申し込む事が出来るのだ。

学生の居住地の業者が現地の言語で作るという意味

韓国だけではなく、外国の語学教育機関が学生を受け入れるには、その言語ではなく、学生のネイティブ言語を使い、その地域の業者が作ったウェブサイトが一番効果が高いのはお分かりいただけると思う。

ところが、例えば日本語の教室を日本で開校する場合、ターゲットを中国に絞ろうとした時、中国語のウェブサイトを作らなければならない。中国の業者に中国国内で作ってもらうのが得策だが、なかなかそのような業者を見つけるのは難しいだろう。 ここに大きな難しさがある。

だからこそ、日本で作成した日本語のウェブサイトを持つ事で、一般のインターネットユーザーにとってわかりやすいウェブサイトが出来、その結果サイトの信頼性や安心感に繋がっていくのはわかりやすいのではないだろうか。

ソーシャルメディアの活用&綿密なコミュニケーション

初心者が留学する際に不安な事は多い。外国で生活する事も初めてなのだ。だからこそ丁寧な対応が求められる。その一つがソーシャルメディア。Youtubeやfacebookで現地のライブ感ある様子を伝える事で、どのような学生生活を送ることが出来るかを実感する事が出来る点は見逃せない。

また、どんな小さな質問にも丁寧に応える現地の日本語担当職員の存在も大きなメリットとなる。寮での生活や、近隣の買い物などの本当に小さな事まで不安な所があれば気軽に質問でき、またそれに丁寧に答えているからこそ、学生が一人で安心して外国へ留学に行くことが出来る。

よく留学に行くのなら現地の大学のウェブサイトくらいちゃんと読めるようになってから行けばいいのにという意見もあるが、初心者も受け入れる場合は話が違ってくる。 大学経営にとっても、日本語ウェブサイトでのマーケティングというのは大きな意味がある。

まとめ

実は、ウェブサイトに関しては特段特別な事はしていない。Wordpressを活用した基本的なウェブサイトの形だ。ただ、これでも日本語で日本人が作ったウェブサイトには「こなれた」感じがあるし、外国人が作った日本語ウェブサイト特有の違和感が無いのも大きな要素だ。日本語の細かいニュアンスはやはり日本人が監修しないと難しい面があるため、この分野では特に有利となる。

外国人が日本でマーケティングをしたいという企業や団体のお手伝いをする事が私達の大きな仕事の一部であるが、現地の業者だからこそ出来る事をもっと多くの外国企業に気づいて貰いたいと思う。と日本語で書いても伝わらないかもしれないが・・・・(^^;

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プロフィール

石田陽之

石田陽之

株式会社サイバーブリッジ代表取締役、中小企業のSNS活用&リスク管理、海外企業の日本マーケティングコンサルタント。

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