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» 2013年10月25日 更新

価値観経営の時代。ソーシャルメディアが変えるマーケティング オリンピック精神を無視する担当者独断での投稿~facebookの運用者の個人意思は反映されるべきか~


追記:該当の記事は削除されて表示されなくなっていますのでキャプチャーで。
P1060770.JPG


韓国オリンピック委員会のフェイスブックページに掲げられた「独島は韓国の領土」という写真。
どこをどう考えてもオリンピック精神には反するような掲示なので、実際に担当者にコメントで問い合わせてみたところその返事は

「KOC公式の立場という以前に韓国国民としてフェイスブック管理者としての意思表示です」

との回答。

たった一人のフィエスブック管理者が世界中からの避難を浴びるような投稿をしてしまう事に驚きを隠せないと同時に、そのガバナンス、コンプライアンス体制にも疑念を抱かせるような事例だ。

フェイスブックの運用に、運用担当者の個人的な思いはとても大切で、それがあるからこそつながりを感じられ、より多くの人に共感を呼ぶものになる。ただ、この投稿は、北海道の長万部の事例と同様、触れてはいけない事象に触れてしまったという事例かもしれない。

韓国国内ではこの投稿を諌めるようなコメントが無い事から根の深さが伺われるが、韓国自身が国際的な評価を落としてしまうことが残念でならない。隣国として国際的にも立派な国であって欲しいと思うし、評価を上げる努力をして欲しいと思う。


まとめ

意思表示をすることは大切だが、その場をわきまえる必要があるという良い事例。
フェイスブックは世界に開かれた場である事を肝に銘じ、国際的な評判を落とさないような発言も求められる。
担当者任せにせず、何が良くて何が悪いかというソーシャルメディアのリテラシー教育は必須の項目である。



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プロフィール

石田陽之

石田陽之

株式会社サイバーブリッジ代表取締役、中小企業のSNS活用&リスク管理、海外企業の日本マーケティングコンサルタント。

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