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» 2012年10月21日 更新

価値観経営の時代。ソーシャルメディアが変えるマーケティング 高級ブランド消費が二分の一になった理由

013112zuck2_slideshow.jpg最近アメリカへ行った人のブログで「アメリカは以前よりかなりカジュアルダウンしている」という発言がありました。 確かにフェイスブックのマーク・ザッカーバーグ氏やアップルの故スティーブ・ジョブズ氏など、社のプレゼンの場でもカジュアルないでたちという場面を見たことがあると思います。その影響を受けた若い人がスーツにネクタイというスタイルを選択しないということもあります。

ファッション=セルフブランディング

セルフブランディングはネット以前はイコール「ファッション」だったと思います。
雄鳥が、雌の気を引くために派手ないでたちをしているように、人々は第一印象を良くしようと、高級ブランド品を身に着け、品格のある身なりをして、高級ホテルで面会するなどということも多かったように思います。

このように見栄を重視する社会において、第一印象でその人の人格を判断しなければならないため、受け手の方もその身なりから収入や生活スタイルを推し量るということが一つのスキルでした。

ソーシャルメディア=セルフブランディング

時代は変わり、インターネット、そしてソーシャルメディアの存在は、このライフスタイルを大きく変えるのに十分なインパクトを与えています。

例えば初めて会った人が全身ユニクロのカジュアルないでたちで、安い居酒屋で打ち合わせをしたとしても、その彼のフェイスブックを見れば、彼がどんな人か、普段どんな意識を持って仕事をしているのか、生活水準はどのようなものか、ある程度予測が付くわけです。

逆に、高級ホテルで打ち合わせをして、ブランドスーツに身を包んでいる人でも、インターネットを覗いてみれば彼に対するよからぬ噂が蔓延しているということもあります。

さて、どちらを信用するか。

インターネット上の情報を信頼する人が多いのではないでしょうか。

もちろん、経済の停滞や平均所得の減少など多面的に見る必要はありますが、高級ブランドの消費がピーク時の二分の一に減っている理由の一つが、ソーシャルメディアでの情報発信にあるのではないかと思うのです。

ソーシャルメディアがファッションを変える。一見つながりのないように見えても、実はそんな関連があるかもしれません。

みなさんはどう思われますか?


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プロフィール

石田陽之

石田陽之

株式会社サイバーブリッジ代表取締役、中小企業のSNS活用&リスク管理、海外企業の日本マーケティングコンサルタント。

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