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» 2012年12月27日 更新

最近クライアントとお話ししていて、
マーケティング部門の必要性、またその最高責任者である
CMO(Chief Marketing Officer)の重要性を議論することが多くなりました。

小売業・通販業においてマルチチャネルを活用しリピート促進の為に、
店舗営業部門・通販部門・WEB・EC部門を横串して施策推進する部署として
マーケティング部門の重要性が認知され始めている様に感じています。

推進するエンジンはもちろんテクノロジなので
IT部門が両輪の片方に、また後押しする推進役として役割を担います。

その事を理解している大手ITベンダーは、
営業先をCIOからCMOに標準を合わせて営業している、と先日聞きました。

また日本国内でCMOをターゲットとしたマッチングイベントも開催しており
年々盛況の様です。

NRIが12月のメディアフォーラムで発表した資料から・・・
日本企業では、CMOの役職が有る企業が約11%、
またマーケティング部門とIT部門の連携を定期的ににとっている企業は約14%に留まっています。
(マーケティング部門自体が広報・宣伝、リサーチ系の統括、
 または営業部門の調整役に留まっている企業もいますが)

今後は顧客接点をマーケティング視点で考えた際に
チラシ担当とマス担当、WEB担当といったメディア事の担当、という事では無く、
マーケティングデータを読み解き、それらを意思決定データとして活用しながら

例えば・・・
新規顧客獲得マネージャー(KPIは見込み顧客の流入経路の開拓と新規顧客獲得率等...)
既存顧客維持育成マネージャー(KPIはリピート率と離反率等...)
これらを統括するのがCMO、といった組織も今後考えられますね。

先日の記事に書いた、マーケティングオートメーションの考え方も、
テクノロジーがマーケティングの部門を後押しする事項の一つだと思っています。

顧客の関係性がマルチチャネル化し、関係維持の考え方が変化する事に合わせて、
企業内の組織の在り方も見直すタイミングが来ており、
来たる2013年は益々加速するのでは無いかと思っています。

最後まで読んで下さりましてありがとうございました。

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プロフィール

佐々木 卓也

佐々木 卓也

2000年にマーケティング会社であるフュージョン株式会社に入社。現在代表取締役社長。小売業・メーカーにおけるCRM支援やID付POSデータ分析システムの提供と活用支援等、幅広い知見で顧客との距離を縮めるサポートを行っている。米国DMA公認ダイレクトマーケティングプロフェッショナル。

カテゴリ

  • Webサイト構築
  • ソーシャルメディアマーケティング

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