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» 2013年4月22日 更新

グーグル検索で読み解くユーザー心理 ノーをイエスに変える3つの技術-伝え方が9割!より

伝え方が9割という本を読みました。

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9割はいいすぎだろと思っていましたが、
読んでいるうちにそうかもなと納得させられます、

コピーライターの方が書いた本なので、
どちらかというと、書き言葉において、
文章のちょっとした書き方やコツが学べる内容になっています。

例えば、
本書の中の例でいうと、

「レポートの提出、延期してください」
「クオリティ上げたいので、粘ることできませんか?」

と言い方ひとつとっても、
コトバというのは、かなり印象が変わるものです。

こうしたコトバのちょっとした工夫というのは、
いわば料理におけるレシピのようなもので、
意識してつくっていくことで、次第に誰でもできるようになるもの
と述べられています。

本を読んでみて、
印象に残ったところを紹介したいと思います。

ノーをイエスに変える3つの技術


■1、自分の頭の中をそのままコトバにしない。

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考えていること、頭に浮かんだことを、
なんでもかんでもストレートに伝えることは、必ずしも有効にはたらかないことがある。
頭で考えたことを、何も考えずストレートに口にすることをやめる。

例:
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「残業お願いできる?」
「きみの企画書が刺さるんだよ。お願い出来ない?」

相手を認めるコトバからはじめることで、相手のモチベーションを上げる。
しょうがないなあという気分にさせやすくなる。
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■2、相手の頭の中を想像する

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お願いをする相手が、
「お願いに対してどう考えるか?」「普段は相手は何を考えているか?」
また、何がスキか、何がキライか、どんな性格か、と相手の頭の中を想像する。

例:
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「チカンに注意」
「住民のみなさまの協力で、チカンを逮捕されました。ありがとうございます。」

相手が嫌がることにうったえて訴求力を上げている。
相手の心理「逮捕はされたくない」「住民が協力体制をひいている」
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■3、相手のメリットを一致するお願いをつくる

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相手の文脈でつくること。
相手の回答が「イエス」となる質問の仕方にする。

例:
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「芝生にはいらないで」
「芝生に入ると、農薬の臭いがつきます」

相手のデメリットに訴えることで訴求力が上がる。
こちらのメリットと、相手のデメリットが一致させる。
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コトバで人生までも変えられる?


本書によると
「人は一日に平均22回お願いごとをしている」
「この10年で人が受け取る情報量は530倍にもなり、普通のコトバでは人に響かない」

とのことで、

日々行っている普通のコトバでしているお願いごとを、
ノーからイエスに変える可能性を上げることが出来れば、
確かに、人生も良い方向に変えていくことが出来そうです。


著者はコピーライターとしても、
数々の有名な賞を受賞するほどに大活躍されている方ですが、

元々は表現力がなく結果がまったくでなかったところから、
伝え方には技術があることを発見して依頼、
たくさんの実績を残し、人生が変わるほどになったそう。

とても噛み砕いたような文章で、
またわかりやすく事例がのっているので、
割と誰でも理解しやすい本だと思います。

ブログのタイトル、キャッチコピーの付け方、営業、交渉力、
あらゆることに応用できると感じました。
気になった方は、ぜひ手にとってみてください。

伝え方が9割:佐々木 圭一 (著) 
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(※amazonへとびます)

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鶴谷智洋

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プロフィール

鶴谷智洋

鶴谷智洋

ラビットSEOというコンテンツSEO事務所をやっています。前職は、e-まちタウン株式会社で自社ポータルのwebマーケティング、法人向けSEO事業等やっていました。Web上で紹介、リンクしたくなる良いコンテンツとは、というのを研究中です。アプリマーケティング研究所というアプリのマーケティングブログも運営中。

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